ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



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『フレームワークを活用した自閉症支援』、自閉症教育・支援コンサルタントの水野です。


この3年間、療育の現場で集団の参加のプロセスを整理してきました。

よく療育機関、学校、保育所等において「集団に慣れる」という言葉を聞きます。

私は、特に自閉症支援に置いて「集団に慣れる」という文言をあまり使いません。

「人に気づく」とか「集団に気づく」という方が近い感じがするからです。


「慣れる」という文言は、「集団に入れれば解決する」という雰囲気を感じさせます。

しかし、実際は集団の中で社会的な段階や、社会的な規模が本人にあっていないと、混乱したり、逆に適応が難しい場合も生じます。



それよりも本人にあわせた社会的な機会を設定する中でスモールステップで、

周囲の人に気づいたり、許容できたり、

近くで同じ活動をしている人に気づいたり、許容できたり、

同じ物を共有で使っていることに気づいて、許容できたり、

協力する相手に気づいて合わせたり、

順番に気づいて従ったり、

様々な気づきを広げ、その範囲、規模を広げていけるのではと感じます。

慣れる発想は、集団参加がうまくいかなかった時に、問題が「本人が慣れなかった」と本人に問題を転嫁します。

気づきからはじめると、うまくいかなかった時に、気づきのステップ、社会的な機会の設定が早かったんだと判断できます。



【2013年度『自閉症教育・支援フレームワーク』セミナーに関して】
(開催内容は後日追記します)

【『フレームワークを活用した自閉症支援』のFacebookページができました】



【『フレームワークを活用した自閉症支援』を10倍活用する!(随時更新)】


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『フレームワークを活用した自閉症支援』、自閉症教育・支援コンサルタントの水野です。

 自閉症の人への自立支援、行動支援では、アセスメントをもとにできるだけ様々なことを想定内にして、想定外のことがおこることを少なくすることが重要です。
(関連特性:変化の苦手さ、状況把握の困難さ、長期記憶の特性)

 アセスメントによる本人の特性にあわせた支援を実施しない『でたとこ勝負の支援』では、想定外のことが多く起こり支援者による支援の調整を超える形で現れ、高いリスクを生じます。

 アセスメントにもとづく『想定内支援』を実施することが大切です。



●『でたとこ勝負支援モデル』とは

 『でたとこ勝負支援モデル』とは問題が起こってから対応する支援モデルです。

 例えば、引越しや進級、就職、等の時に事前に想定して様々な予告や移行への準備をしないで、とりあえず移行して様子を見て対応するのが『でたとこ勝負支援モデル』です。

 『でたとこ勝負支援モデル』は、本人には大きな変化になれます。耐えられず大きな問題へ発展したり、修正しようとしても調整不可能だったりします。

 『でたとこ勝負支援モデル』の問題点をリストにあげます。

・フラッシュバックなどの自閉症の方の長期記憶の特性に考慮していない。(自閉症の方は一度経験したことを忘れることが困難)

・本人にとっての負担が大きい。

・修正、調整が困難で、場所、人、の苦手さになることもある。


●『想定内の支援モデル』とは。

 事前のアセスメントをもとにした、想定内の支援計画を立てることが重要です。

 もちろん、想定内の計画を立てたとしても想定外のことがおこります。しかし、その部分については、再アセスメント、再構造化で修正、調整できる幅になります。

『想定内の支援モデル』のメリットとしては

・ 自閉症の方の記憶の特性を考慮した対応ができる。
・ 成功体験につながる可能性が高い。
・ 想定外のことが最小限に対応できる。
・ 想定外のことに対しても余裕をもって対応できる。
・ 想定外のことが起こった後の再アセスメント、再構造化のプロセスにもつながる。

この『想定内の支援モデル』の視点は、アセスメントから入るという基本姿勢と自閉症の長期記憶(学びのプロセス)に対応することができます。



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『フレームワークを活用した自閉症支援』(自閉症教育・支援フレームワーク)の水野です。

自立課題設定(何を課題にし教えるのか?)の視点で、

TEACCHプログラムにおいて、、

合格ではないけど合格の方向に向かっている「芽ばえ反応」の視点と、

「できる部分」を活用し、般化していく視点は重要です。

書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』でも、その部分を強調しています。

さらに自立課題の設定では、各年代ごとによって目的に付随する内容を変えていく必要があります。

小さい時にボトムアップの視点であったところから、成人にむけてトップダウンの視点での課題設定になっていきます。しかも、それは一挙に変わるわけではなく、年齢とともに少しずつ幅が変わってきます。


内容も>『基本的な内容』から、『機能的な(実用的な)内容』にスライドしてきます。

さらに深めて考えてみると、

小さい時(ボトムアップ中心)は、基本的な内容を幅広い領域で『芽ばえ反応』を確認し、それを自立することを目指しますが、

成人期に近付いていくと、『できている部分』を活用し、様々な場面・状況で般化することが大切になってきます。



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『フレームワークを活用した自閉症支援』の水野です。

さて、私が勤務している事業所では新人の研修が続いています。

その中で、個別支援計画に関するスキルが重要な課題となります。

私がセミナー等で伝えている支援計画は、中核的・軸となる支援計画と、生活基盤の支援計画具体的な1つ1つの課題に対する支援計画の3つにわけています。

3つの計画関連記事

・研修と3つの支援計画
・移行支援でまず大事なのは軸の計画@自閉症・発達障害教育・支援


1つ1つの支援計画の意味あいと、3つの一貫性、関係性を念頭において支援計画を立てることを重視しています。



新人の研修でも、まず中核から順番に講義、ロールプレイ、実際の現場という形で、半年、1年かけてトレーニングしていきます。

ちなみに『フレームワークを活用した自閉症支援』のシートと関連付けると、以下の内容になります。是非、『フレームワークを活用した自閉症支援』を職場での支援計画スキルアップ研修にご活用ください。


・軸になる自閉症特性に合わせた支援計画:自閉症・発達障害特性シート

・構造化の計画(セットアップ計画):構造化・支援シート、構造化チェックシート

・生活場面ごとの支援計画:生活支援シート

・生活シナリオ※:生活支援シート

・教え方の計画:個人情報シート

・自立支援の計画:自立課題シート、自立課題アセスメントシート

・行動支援の計画:氷山モデルシート

・地域活動の計画:行動支援計画シート、自立課題シート、自立課題アセスメントシート

・余暇支援の計画:自立課題シート、自立課題アセスメントシート

・社会的機会の設定::自立課題シート、自立課題アセスメントシート


などなど


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 自閉症教育・支援は本当にクリエイティヴでないといけに仕事だなぁ~。奥深くて、実践にも、そのための学びにも終わりがないなぁ~。と感じます。

 私は、今の職場でも、前の職場でも、恵まれた環境があり学び続け、実践し続けさせていただいています。

 自閉症教育・支援をより創造的な仕事にするためには6つの視点とそれに付随する視点をまとめてみました。




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職場に新人さんが入ってきました。また研修がスタートします。

自閉症の教育・支援に関わる方は、幅広い知識とスキル、そして精神が必要です。

技術と体、そして心が重要になってきます。

「心・技・対」です。

思いつくまま、それを書いて見ました。参考までにアップします。



各種、自閉症教育・支援フレームワークのワークショップは、
心・技・体を学ぶ切っ掛けづくりにしていただければ幸いです。

  
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 上の写真をご覧ください。児童発達支援センターぐるんぱでの卒園式(練習)用の全体用のスケジュールです(個別のスケジュールをもつ園児もいます)。

 最初はカードが重なっていましたが、見えにくといことで間隔をあけてみました。

 いかがでしょうか?再構造化によって以下の内容を読み取りやすくなっています。


 ・どのくらいの(何個の)活動があるのか

 ・終わりに近づいていること

 ・終わりになること

 ・1つ1つの活動の指示



 「上から下に進めるのを教えるために、最初は重ねた方が良い」という視点での個別化したケースです。しかし基本は自閉症・発達障害児・者にとって上記の内容を明確に伝えることは重要であり、意識することです。とくに見通しを教えることを考えると、重ねるアイデアは、そこが不明確になります。

 構造化のアイデアは多角的な視点で、見通しと指示をはっきりさせることが重要です。


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このたび水野敦之及び『フレームワークを活用した自閉症支援』のオフィシャルサイトを公開しました。

オフィシャルサイト新【BOUZAN NOTE!!】はこちらから



「自立課題シート」「自立課題アセスメントシート」は書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』の中でも、実際の教育・支援の現場で頻繁に使う重要なシートです。事前や実際の課題アセスメントの中から情報を集約して書き込むシートの参考になる6つの記事をブログで紹介しています。ご覧ください。

●【「できる」・興味・支援メモ】@自閉症教育・支援フレームワークシート


(PDFのシートはこちら)

●P「できている」は何か?@自閉症教育・支援

●できる部分のアセスメントの例@自閉症教育・支援


(PDFのシートはこちら)

●興味・関心をチェックする@自閉症教育・支援(更新予定)



●支援の必要な部分を普段から意識する@自閉症教育・支援(更新予定)


●自立の方向に向かっている『芽ばえ反応』について


(PDFのシートはこちら)



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