皆もすなるオリンピックの話といふものを、わたしもしてみむとてするなり。
FISの陰謀論まで出てますが、FISが下手を打ったのは否定できないのである。
だって、みんな注目の新競技のはずで、ジャンプ競技人口の増大に向けての看板だったはずの競技で
検査の基準の曖昧性
という脇の甘さを見せつけてしまったわけで。
基準は明快だって説を唱えるにしても、その基準で計測方法が規定されておらず、計測方法の違いで計測結果に違いが生じるなら、基準が曖昧と言っても良いと思われる。
計測方法・計り方で計測値が大きく変わるなら、その計り方込みの基準にしないと基準として機能していないと言わざるえないと思うのである。
結果の透明性にも欠けるし、作業の属人性も排除できないし、要するに検査官ごとの胸三寸で違う結果になるんじゃあ誰も喜ばないし、結果に誰かの都合に好ましい結果であると説明できるような偏りがあると、当然のごとく陰謀論が囁かれることになるのである。
そういう隙を見せてしまったのが、FISが下手を打ったということなのである。残念ですから?
ま、ステンマルクの頃からあった現象なのに、未だに直らないんだから、致し方なしで、競技者はよろしく付き合わざるえないので、まさしく残念ですから?
っていうか永遠の改善題材なんだと。