ボヤキ親父の日記帳

この日記帳は日々の出来事や感ずることなどを不定期に書き記しています。ご感想はご遠慮なくコメント欄にお記しくださいね。

明治維新150年記念シンポジウム

2018-09-23 | アート・文化
『明治維新と水戸』というお題で
①伊藤潤氏の基調講演
②歴史学者たちとのパネルディスカッション
③上記お題での高校生論文の表彰式
行って参りました。

幕末では水戸第8代藩主:徳川斉昭の尊王攘夷論や安政の大獄の井伊直弼暗殺事件(桜田門外の変)や天狗党の変。
そして、なにより最後の将軍:徳川慶喜は斉昭の子で一橋家に養子に出した後、第15代将軍となり大政奉還をした立役者でもあります。

幕末では水戸藩が維新に向け大いに影響を与えたわけでした。

まさに今、大河ドラマでその辺りを放映中でありますが、慶喜公が鳥羽・伏見の戦い最中に大坂より江戸まで”逃げ帰った”ことに対しても、地元パネラーの先生方は弁護して良きことととらえてましたね^_^;

『勝てば官軍』ということわざ通り、歴史は”勝者の歴史”であり、歴史学者は今に残された(書き換えられたかも知れない)文献のみで想像していくわけで正義はどこにあるのか、あくまで想像の域を抜けないわけです。

吉良上野介にしても井伊直弼にしても国に帰れば名君なわけで、見方は正反対と言うこともあるわけですね。
歴史は一方行的には観ることが出来無いから先入観は禁物ですね。
楽しいひとときでした。


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