昭和47年9月30日 会津川口

2007-09-23 20:28:45 | 昔写真
↑会津川口駅に到着したC11178牽引の1491レ

1972年6月号「鉄道ファン」の付録は当時運転されていたSL列車のダイヤでした。
掲載されていた只見線は当時家から一番近いSL運転線区で、見ているうちに行ってみたくなって友達と二人で出かけました。

ダイヤによると8時前に会津若松を出て、会津川口まで行く列車に重連の印が付いています。
「これに乗らなければ」ということで、夜に磯原を出発して平から磐越東線最終列車に乗車。 郡山駅のホーム待合室で夜を明かしました。
当時の郡山駅は一晩中ホームに明かりが点いていて、東北本線の列車が真夜中でも次々に停車しては発車してゆくパラダイスのようなところでした。
そして早朝の磐越西線一番列車で会津若松入りしたのでした。

会津若松では乗車予定の425レまでちょっと時間があったので、機関区を見学させていただきました。
C11ばかりの中にD511180が庫の中に頭を突っ込んでいたのが印象的でした。
*写真も有ったはずなのですが行方不明です*

8時前になると、いよいよ425レに乗車、何故か機関車はC11248だけで重連ではありませんでした。
西若松では先行する貨物列車1491レを追い越し、会津坂下では上り424レと交換しました。*これらは8ミリムービーでしか撮影していません*

二時間半ほど掛かって到着した会津川口は、川に沿った広々とした感じの駅でした。
私たちは朝からずっとロクな物も食べずにいましたのでお腹はペコペコ。
C11のテーブル回しも見ずに駅前食堂でご飯を食べてました。

しばらくして11時半ごろになると、さきほど西若松で抜いてきた上り貨物列車が到着しました。*トップ写真です*

↓ひとしきり入換をすると、ワフだけ連れて只見方面へ発車してゆきました。

*この発車時間だけがダイヤとは一致していません。何故か判りません*

そのあとは乗ってきた列車が折り返し会津若松行きとなる12時過ぎの430レまで、ホームに据えられた列車を眺めて過ごしました。

↓機関士さんに運転台に入れてもらって記念写真を


↓会津若松~会津川口 往復560円だったんですね。


高校時代の数少ない乗り鉄旅行の懐かしい想い出です。

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