ケイ(クォン・サンウ)は、両親に捨てられたラジオ局のプロデューサー。
クリーム(イ・ボヨン)は、交通 事故で家族を失った作詞家。
ふたりは高校時代から奇妙な同居生活をしてきた。
クリームにとってケイは父であり母であり兄であり、
そ して時々恋人でもあった特価DVD。
ケイもクリームを愛していたが、告白することができなかった。
それは不治の病に侵されていたから。
そし て、ケイは彼女の幸せのために
条件の素晴らしい男を紹介し、二人を繋げようとする。
本当の想いをひたすらに隠して。
ケイ の真意を見抜いたフォトグラファーが「偽物の愛ね」、と放つ。
だれかを想い、その人のためだけに愛を注ぐことが
果たして、真実の愛だろう か。
一人相撲の恋愛が実は・・・これもひとつの恋愛の形。
けれど、それは悲しすぎる。悲しみよりもっと悲しい。
ラストシーン、的 を射たタイトルであることを感じた。
劇場を離れたあとも、それがなお物悲しさを引きずる。
印象的だったのは、服装。
悲し みを一身に背負い続けるケイは、白や黒の無彩色を。
天真爛漫で感情の起伏すら可愛らしいクリームは
原色を散りばめた服を着ている。
そ んなふたりがラストで見せる色は?
詩人作家ウォン・テヨンの初監督作品。
ただの韓流恋愛映画にはならず、
アーティスティックな雰囲気を醸し出しているのは見事の一言。
加えて、クォン・サンウの独り感は
その味わいを一層に引き立たせている欧米ドラマ。
劇中、まわる洗濯機の横で佇む姿は悲しく、そして綺麗だった。
ふたりの恋愛の形が正解だとは思わない。
けれど、自分だったらどうするか?
自身の愛を問いかける作品のような気がした。
クリーム(イ・ボヨン)は、交通 事故で家族を失った作詞家。
ふたりは高校時代から奇妙な同居生活をしてきた。
クリームにとってケイは父であり母であり兄であり、
そ して時々恋人でもあった特価DVD。
ケイもクリームを愛していたが、告白することができなかった。
それは不治の病に侵されていたから。
そし て、ケイは彼女の幸せのために
条件の素晴らしい男を紹介し、二人を繋げようとする。
本当の想いをひたすらに隠して。
ケイ の真意を見抜いたフォトグラファーが「偽物の愛ね」、と放つ。
だれかを想い、その人のためだけに愛を注ぐことが
果たして、真実の愛だろう か。
一人相撲の恋愛が実は・・・これもひとつの恋愛の形。
けれど、それは悲しすぎる。悲しみよりもっと悲しい。
ラストシーン、的 を射たタイトルであることを感じた。
劇場を離れたあとも、それがなお物悲しさを引きずる。
印象的だったのは、服装。
悲し みを一身に背負い続けるケイは、白や黒の無彩色を。
天真爛漫で感情の起伏すら可愛らしいクリームは
原色を散りばめた服を着ている。
そ んなふたりがラストで見せる色は?
詩人作家ウォン・テヨンの初監督作品。
ただの韓流恋愛映画にはならず、
アーティスティックな雰囲気を醸し出しているのは見事の一言。
加えて、クォン・サンウの独り感は
その味わいを一層に引き立たせている欧米ドラマ。
劇中、まわる洗濯機の横で佇む姿は悲しく、そして綺麗だった。
ふたりの恋愛の形が正解だとは思わない。
けれど、自分だったらどうするか?
自身の愛を問いかける作品のような気がした。