積丹半島の先端部分を占める積丹町の特に美国町には、古くからの漁村であり昔ながらの住宅や木造の住宅も多い。
※個人名の建物はグーグルマップに載っていたのでそのまま記載します。
「土井家住宅」
所在地:積丹町美国町
建設年:()年
指定等:なし
日本海追分ソーランラインである229号線を積丹町美国の町に入る
美国川に架かる橋を越えたらすぎに「土井家住宅と蔵」が目に入る。
見事な住宅と蔵だ
建物は奥行きもありそうで当時の栄華が伺えるし
旅館にもありそうな建物に見える。
玄関屋根が湾曲し庇も左右に延びる
中央の飾りも素敵だ。
2022年10月撮影
「旧ヤマシメ福井邸」 現ヤマシメ
所在地:積丹町美国町船澗39
建設年:明治末期()年
指定等:なし
229号線から美国の港までの間には蔵や木造家屋が多い
旧福井邸はその中でも見事な姿になったようだ。
美国町は鰊漁で栄えた町
福井邸は番屋として多くの鰊漁に関わった人たちの仕事場や住居として使用された。
現在は地元の有志により修復され、1階はカフェとして見学がしやすいようになっている
今回は時間が無かったがぜひとも立ち寄るべき場所と思う
今期はもう冬季休業だが来年は5月上旬から再開予定。
2022年10月撮影
「井端家住宅」
所在地:積丹町美国町
建設年:()年
指定等:なし
ヤマシメの向かいに建物の裏側が見える
なんとなく面白い建物だなと撮影し、後からマップを見ると史跡マークになっていた。
やはり正面からも見るべきであった
後で気づくこのパターンが多くて嫌になる。
2022年10月撮影
「電磁台」
所在地:積丹町神岬町
建設年:昭和17(1942)年
指定等:なし
積丹半島で1.2を争う観光地である神威岬
この日も多くの車や大型バスまで来ていた。
その突端までは風の強い稜線を歩くので先までは行ったことはなく
いつも「女人禁制の門」で引き返す
少し右手を見るとコンクリートの塊が見えるので行ってみる。
これが電磁台で、元々は日露戦争のころロシア海軍が沖を通過したことで大騒ぎになり、その後昭和15年にソ連軍の北海道上陸の情報をキャッチしようと無線塔一基、レーダー三基を建設、2年後の昭和17年に完成した。
そのなごりが「電磁台(電波探知塔)」だ
ただのコンクリートの塊のようだが説明板が詳しく教えてくれているので
当時は重要な基地だったのがわかる。
ここは上部にあるので眺めがよく遊歩道が先にも伸びている。
2022年10月撮影
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