日本国内には数多くの建築がありますが、その中でも外観や意匠が特徴的で話題になる建築がありますが、その中でも隈研吾氏という建築家が木材を利用した奇抜な建築を数多く設計していることで有名です。
今回は、木材を使用したこだわりの外観が特徴的な「プロソリサーチセンター」についてご紹介したいと思います。
◎住宅街の中に現れる異質な建築物
この建築は、愛知県春日井市にあるジーシーデンタルプロダクツという会社の、歯科材料製造活動が50周年を迎えたことを記念して、ミュージアム(人工歯の歴史について学べる施設)として建てられた建築です。
一番の特徴は、何といっても圧倒的存在を放つ格子状に組まれた木材!
この木材は、飛騨高山地方に伝わる「千鳥」という木製の伝統玩具の組み方を発展させて、6cm×6cmの小断面木材をなんと釘も接着剤も用いずに組み合わせることで、実現させた建築物です!
この格子状の木は、建物を支える構造体であると同時に、ミュージアムの展示物を陳列するための展示スペースとしての役割もあるのだとか。
外観をよくみてみると、下から順に幅がせり出していくようになっており、これは木材を雨から守るために、意図してそのように構築したのだとか。
木材の端をみると白くペイントされており、そちらも木材を雨から守るように塗装しているのが見受けられますね🎵
◎外観と内装の一貫した意匠設計
中へ入ってみると、外観の木材が建物内へも続いており、一貫した意匠設計がされております。
上記した通り、格子状の木は、建物を支える構造体であると同時に、ミュージアムの展示物を陳列するための展示スペースとしての役割を果たしており、写真でも無駄がなく全てが有効活用されております。
画像参照:https://kkaa.co.jp/project/gc-prostho-museum-research-center/
また、展示物に対しても、木材の中に照明を仕込み照射されているので照明の存在を消して、内装に溶け込むなど、工夫されており驚きました!
◎最後に
日本中に、意匠にこだわった建築物は数多くありますが、隈研吾氏の建築物は、特に木材を多用し奇抜なものが多くよく驚かされます。
その中の一つであるプロソリサーチセンターは、隈研吾氏の美しいデザインと最先端の研究設備が融合した、未来志向の研究拠点です。その建築は、見る者に感動を与えるとともに、科学と技術の未来を象徴しています。
皆さんもぜひ、プロソリサーチセンターについてもっと調べてみてください。そして、隈研吾氏のデザインがもたらす魅力を体感してみてはいかがでしょうか?
◯詳細
店名:プロソリサーチセンター(要予約)
住所:愛知県春日井市鳥居松町2-285
営業時間: 10:00〜16:00
店舗HP:https://gcdp.dental/index.html
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