岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《池田 省吾 編》☆

2013-02-12 16:42:45 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日は、昨年11月に初個展を開催し独自の「漆紅釉」による作品で大きな反響を呼んだ大谷 紀貴くんが、窯出ししたばかりの茶碗を持って来廊してくれました。
飛躍のきっかけとなった「土岐市現代茶陶展」に今年も出展するということで、出展する前にお茶を飲んで欲しいという大谷くんからの申し出を受け、出展作品で一服頂戴致しました。 美術商冥利に尽きます。(涙)
手取り感や口当たりも良く、「漆紅釉」の新たな可能性や大谷くんの成長度も見出すことの出来た一服でした・・・。 美味!!
実は、昨年の個展以降スランプに陥られ、「思うような釉調が出来ない・・・」と憔悴しきっていた彼を少し心配していたのですが、立ち直るきっかけを見事につかまれ、ギリギリとなりましたが出展に間に合うことが出来ました。 今回も良い結果となることを期待したいと思います。(祈)

では、皆さんお待ちかね、今回も現在開催中の「MINO展」の出品作品の中から「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。
今日は、今年も絶好調の池田 省吾さんの作品をご紹介致します!! 自由奔放な“池田オリベ”は、今展でも多くの来場者のを楽しませてくれています。

先ずは、「虎」シリーズ。 今展では、茶碗も出展されました。



   池田 省吾 作 「織部徳利」 H12.2×D 8.2cm・・・・・(売約済

   池田 省吾 作 「織部ぐい呑」 H4.2×D9.0cm・・・・・(売約済) 

続いて、彫り文様が入った池田風「黒織部」作品。 画風も通常の「織部作品」とは異なり、一味違った新たな池田ワールドが広がります。



   池田 省吾 作 「黒織部ぐい呑」 H5.5×D6.2cm・・・・・(売約済

最後は、存在感溢れる高台が印象的な



   池田 省吾 作 「織部茶碗」 H10.2×D12.0cm・・・・・(売約済

4月6日(土)から開催を予定している「池田 省吾 陶人形展」では、またどんな池田ワールドを見せてくれるのか大変楽しみです。 乞うご期待!!

池田 省吾 (いけだ しょうご)

1976年 鹿児島生まれ 1996年 日本デザイナー学院 卒業 1998年 鹿児島県工業技術センター陶芸部 卒業 1999年 有田窯業大学卒業後、川添 貞秀に師事
2000年 種子島にて独立

明日は、「各務 賢周 編」です。 乞うご期待!!
コメント (2)
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「MINO展」会場奥風景!!

2013-02-12 15:35:57 | 工芸
皆さん、こんにちは。
昨日は、朝から閉店時までお客様が途切れることなくご来廊賜り、ブログの更新が出来ませんでした。大変失礼致しました!!
また、昨晩の弊社ホームページでの売出しでは多くのお客様に御注文を賜り、改めて厚く御礼申し上げます。

さて、9日(土)から始まりました、本年度文錦堂企画展第二弾!!「MINO展」 【~17日()】では、連日多くのお客様と楽しく陶芸談議で盛り上がっております!!
人気・実力共に兼ね備えた陶芸家同士の熱い“競演”に、多くの来場者の皆さんが満足げでした・・・。

それでは、昨日に引続き「MINO展」の会場風景をご紹介致します。



先ずは、会場奥正面は池西 剛先生の黄瀬戸による珠玉の新作群が並びます。 
先日もお伝えしたとおり今月3日に窯出しされたばかりの新作が中心の展示構成となっています。



次は、瑞浪の山中でただひたすら穴窯による焼成にこだわり作陶活動を続ける堀 一郎先生の逸品群。 
今展では、志野の他にも存在感溢れる瀬戸黒や黄瀬戸、唐津作品も出品され大きな注目を集めていました。



最後は、金重 巌さんによる「織部反鉢」群。 奇をてらうことなく素材の魅力を引き立たせる巌先生らしく、今展では「織部反鉢」のみによる“勝負”です。



続いて、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を作家別にご紹介していきたいと思います。 乞うご期待!!

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