やはり

社長：やはり社内改革が必要かも

秘書：社内の不要人物を更迭するんですね

社長：ああ厳しいがコレが社会だからね

秘書：社長…頑張って生きてくださいね

社長：え？

秘書：大丈夫です社長の図太さなら段ボールハウスでも快適です

社長：え？ナニ？更迭されるの私ですか？

秘書：社で不要なのは出社されない社長で、紛れもなく不要なのは社長です

社長：う、嘘だ…ろ

秘書：いえ事実です

社長：やっぱりか

秘書：何を今更

社長：今日から心を入れ換えるよ

秘書：本当ですか？

社長：ちゃんと続きも書くし

秘書：本当に？

社長：本当に本当に本当

秘書：いや騙されませんよ

社長：いや本当に頑張って書きますから

秘書：そうやって書けた試しがないじゃないですか

社長：今度は大丈夫

秘書：今日書いたら検討します

社長：書きます！書きますよ。

秘書：はいはい

社長：(いつの間にか私が社長の椅子を追われる立場になっていたとはね)

秘書：では本日

社長：ああ大丈夫

秘書：千文字でなくですよ

社長：え？！

秘書：あたりまえです

社長：無理だよ

秘書：期限は今日ですよ