昨日臨時議会が行われて、薮本市長の辞任について全会一致で同意されました。
今朝の神戸新聞によると、再度立候補「意志変えず」とのことです。
https://www.kobe-np.co.jp/news/miki/201705/0010224738.shtml
ならば、三木市民とともにあらゆる力を尽くすまでです。
採決に先立ち、私は賛成討論を行いました。
討論の内容をアップします。
薮本市長の辞職申し出について賛成討論をします。
5月15日の臨時市議会の閉会の挨拶において、薮本市長は辞職を表明されました。
2015年11月18日に行われた、市幹部の慰労会問題に関して薮本市長が1年半にわたってウソの説明をしてきたとの説明がありました。
当然薮本市長は辞職すべきでありこの度の案件は大賛成です。
その上で、三木市議会の責任で100条委員会を設置してこの一連の問題を市民の前に全てを明らかにして解決すべきであります。
そして、薮本市長が信を問うと言っていますが、この問題を解決しないで信は問えない。だから次の市長選挙は薮本市長は出るべきではない。
この2点を指摘したいと思います。
1点目の三木市議会の責任で100条委員会を設置してこの一連の問題を市民の前に全てを明らかにして解決すべきという点ですが、1年半もの間、当局がウソをつき続けてきたのは、市長や部長の責任も当然ありますが、三木市議会が真相を明らかに出来なかったこと、この点もあるのではないでしょうか。
この間、ウソをつかずに市民のために働いてきた職員がこの事件によって市民との信頼を失ったと感じる人も多いようです。
市長をかばってウソをついた部長らにとって、ウソをついたことに対して責任をとるべきでしょう。
今後その尾を引きづることが無いようにすべてを明らかにさせなければなりません。
この仕事は、薮本市長や次の新しい市長の仕事でもありません。
今の三木市議会の仕事であります。
2点目は、次の市長選挙で薮本市長は出るべきではないということです。
薮本市長は、やり残したことがあるから「信を問う」と言っていますが、1年半もの間ウソをついてきたことを、先日の臨時議会の閉会の挨拶の時に表明し、その後の2時間の記者会見で記者からの質問に答えただけであります。
多くの市民が疑問に思うことがあるし、記者の質問に対する答弁も納得できるものばかりではありません。すべてが明らかになっていないのに市民の信を問うことは出来ないのではないでしょうか。
また、やり残したことがあると言われていますが、やり残したこととは、ごみ処理の民間委託、大型集客施設、緑が丘の街の再生などかと思います。
それらはすべて長期プロジェクトではありませんか。
これらの事業をやりとげるまで市長を続けると言われるのでしょうか。
私たち日本共産党と、薮本市長の描く一番素晴らしい三木市の将来像は残念ながら違うところが多いと思います。
しかし、市長の意志を引き継ぐ仲間はおられないのでしょうか。
薮本市長は、同志を集めて、地域政党をつくられました。
薮本市長は、11年と半年の間に市役所の中で人を育ててきたのではないのでしょうか。
市長の意志を引き継ぐ市の職員はいないのでしょうか?
やり残しことがあるというのであれば、次の人材に市長の夢を引き継ぐべきではないでしょうか。
嘘つき市長はもうゴメンというのが市民の大半の声であります。
この短期間の間に、薮本市長と対抗する市長候補を立てるというのは市民にとって大変なことであります。
そのことを承知で薮本市長は市長選挙の日程を考え、辞意表明と出馬表明もされたのだと思います。
道理がないと言っても、この後の採決の後、7月2日に市長選挙は行われことでしょう。
薮本市長はこの次の選挙に出馬すべきでないと考えます。
うそつき市長と言われても出馬するというのであれば、日本共産党は市民とともに力を合わせて市政の転換のためにあらゆる力を尽くすことを申し上げ討論とします。
退職金やボーナスの債権は放棄するといかにも市民受けする言葉を易々と言い放ったが、規定上でそのような事は出来ない。この事は初めての市長選立候補時にも言っておきながら結果的に実現出来なかったことは周知の事実だ。
市民にうそを付いたことを反省する振りをしながら、正にその場で軽々に上述のようなうそを吐き、再々再々に市民を騙し欺くこのうそつき市長の態度には反省の色など微塵も感じられない。
11年余りもの間、このような不遜な態度で市民にうそぶき、三木市の名誉を汚し続けた“藪本”という悪党には、最早三木市に居場所が無いということを来たる7月2日には市民の良識で知らしめなければならない。