板東しょうごの「ふるさと三木に帰れる町に!」

一度三木から離れた若者が、ふるさとに帰ろうとしても、仕事がないから帰れない。若者がふるさと三木に帰ってこれる町にしたい!

豊岡市での議論

2011-02-15 08:24:02 | 議員定数
豊岡市ではH20年9月に議会改革特別委員会で市民から議員定数に関する意見公募を行ったそうです。その中で二つの意見について紹介します。

「○○市のように、議員20名でも知恵を絞れば議会運営ができる。」「人口8万~9万人の○○市が20人であるのに、赤字財政の豊岡市が30人とは、いかにも多すぎる。」

 当時豊岡市では定数30名で現在は26名になったそうです。さて、○○市の○○はどこの市でしょうか?

コウノトリの市で話題になっている市は、実は三木市なんです。どこかで聞いたような議論が豊岡市でも行われているようです。
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神戸市より議員の数が多いというが…

2011-02-14 21:03:12 | 議員定数
三木市は議員の数が神戸市より多いという議論があるようです。

まず今日の数字は概数であり正確な数字でないことを理解してください。

人口で比べてみると三木市が人口83,000人に対して定数が18名でしたら、4,611人に一人の議員に対して、神戸市は人口1,540,000人に対して定数が69名で22,376人に一人の議員ということになります。確かに多すぎる気がします。

では神戸市並みの人口比で三木市に当てはめると3.7名になります。多めに見積もって4人で議会するのがいいでしょうか?

一方で、面積比で見れば神戸市が8.0㎡に一人に対して、三木市が9.8㎡に一人になります。神戸市の面積比で見ると三木の定数は22名となります。

そもそも神戸市と比べること自体が間違っているのではないでしょうか?
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議員定数が減れば議員が働く??

2011-02-14 05:34:39 | 議員定数
 訪問活動をする中で、「議員定数を減らせば議員が働く」と言う意見がありました。なるほど、最低限の仕事しかしない議員にとっては確かに実務分の仕事量は増えるでしょう。

 本来議員の仕事は決められた事をこなすのが仕事ではありません。議案を熟読して、関連することを勉強し、市民の意見を聞く。そして議会で質問する。仕事量は際限なくあります。その仕事をどこまでやるかが本来議員に問われることだと思います。

 しかし、議員がどれだけ仕事をしているのか市民には分かりにくいです。すべての議会を傍聴していなければ、市民にとって、議員を見るのは何かの催し物があった時に顔を出しているかどうかです。その時議員は世間話をしても切実な市民の声を聞くわけではないと思うのですが…。

 議員が仕事をしているかどうかは議会でどのようなことを質問しているかを聴くのが有効な手段です。しかし、議会は平日昼間だけです。傍聴出来る人は市民の中でもごくわずかです。インターネットのオンデマンド放送をするとか、日曜議会をするなどの議会を市民にオープンにする改革が必要だと思います。その中で、議員が質問しているかどうか、勉強しているかどうかも見えてくるのではないでしょうか。議会改革は議会をオープンにすることだと思います。

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住宅リフォーム助成制度について

2011-02-12 20:57:36 | 国政・市政
 今日は板東しょうごが三木市で是非実現させたい住宅リフォーム助成制度について紹介します。
 いま、日本共産党は住宅リフォーム助成制度の活用を全国の自治体に提案しています。現在全国で175の自治体で実施されています。

住宅リフォーム助成制度とは?
 住宅をリフォームしたい住民に自治体が一定額の補助をするものです。岩手県の宮古市では希望者全員に20万円以上の住宅改修に対して一律10万円を補助しています。お隣の明石市では抽選100名に対して20万円以上の住宅改修に対して10%で最高10万円を助成しています。

 この制度は、「『助成金が出るので、住宅リフォームを行うことにした』という市民の需要を喚起し、建設業をはじめ市内企業の受注増加を図ることが第一の目的」(※明石市のHP内から)です。

地域経済を循環させる政策です!
 例えば宮古市の場合で、20万円の工事をするのに10万円の予算しか捻出できない家庭でも助成があれば20万円の工事が出来ます。20万円の予算がある家庭であれば台所の改修を考えていたけど助成があるならトイレの改修もしようかと考えます。改修をすればそこに付随する照明器具など後々買いそろえるでしょう。

 市内の施工業者さんが工事を担えば仕事が増えます。仕事疲れに仕事仲間と一杯飲めば町の飲食業者さんにもお金が回ります。
仕事が増えれば、求人も増えます。

経済波及効果が11倍?!
 明石市が住宅リフォーム助成制度の経済波及効果を算出したところ事業費が6,500万円に対して1億7,500万円、なんと11倍にもなったそうです。

 三木は大工金物の町です。プロの職人さんが仕事をすればのこぎりやカンナ等の道具も必要になってきます。道具は100円ショップで買うのでなくやはり金物屋さんで買うでしょう。明石市で11倍なら三木市ではそれ以上の波及効果が見込めるのではないでしょうか。

今あるリフォーム助成制度は分かりにくいし使いにくい
 介護保険制度で介護予防住宅改修という制度や国の制度でエコリフォームなどの制度が今でもあります。しかし、色々な制約があって制度の対象者であるかどうかが分かりにくいです。また、手続きが煩雑でその事務作業をするならその分値引いた方がよいという業者もいるそうです。

この制度の成功のポイントは
 宮古市では、市民のニーズに合うように、以下のことを留意したそうです。
・幅広い工事を対象にする。
・負担能力が低い方でも使えるようにする。
・手続きを簡素化し、補助金額を10万円の定額にする。
・制度の説明を住民と業者に徹底する。

 ぜひ三木市でも実現したい制度です。皆さんいかがでしょうか?
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私の職歴 その4 <物流センター>

2011-02-11 19:18:32 | 人物像
 物流センターでの庫内作業の仕事をしました。
ある時は冷凍冷蔵センターでマイナス30度の世界で在庫の検品をしていて凍傷にかかったりもしました。フォークリフトも運転できます。

 ある現場の委託契約は時間単価の契約で仕事量が多くて残業しても同じ単価でした。仕事量が少ない時は、フルタイムのパート労働者に午前中に帰ってもらえと委託元が直接言ってきました。業務上の実質指示系統は委託元企業の社員にありました。

 少しでも意見を言うと「嫌ならやめてもらってええねんで。やりたい言うてるところはいくらでもあるから。」と委託元の責任者から言われました。

 横柄な態度をとる委託元の社員もいました。そんな彼らも、本社の偉いさんがくる時はへこへこしていました。では本社の偉いさんは委託先の私たちに敬意が少しでもあるかといえばそんなことは感じたことはありませんでした。

 私自身もこの現場では、理念や理想を追うことが困難になり、ただ日々を回すだけの生活を送るようになりました。本来の私らしさを取り戻すのに数年かかりました。

 世の中に「偽装請負」という言葉が出てくる前のことでしたが、「偽装請負」そのものでした。委託先であった私たちは労働者のためにという思いがありまいたが、委託先が労働者を使い捨て程度しか見なかったら、労働者は本当に歯車でしかなかったでしょう。

 派遣労働の現場では、日常的に労働者が歯車としか見ないところもたくさんあります。正社員と同じ仕事をしていても賃金の格差が生じ、理不尽な社会が人の心を蝕みます。本来は会社の同じ仕事をしているのに正社員と派遣社員の待遇が違う会社のシステムに問題があるのに怒りの矛先が正社員に向きます。

 私は、派遣労働の原則禁止を強く望みます。正社員の労働者も派遣社員の労働者も人間性をダメにします。せめて同一労働同一賃金が当たり前の世の中にならなければならないと思います。

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