か①はこちら。
赤沼駐車場から歩き始めたのは8時半。もうちょっと早いスタートのつもりだったけれど、湖にも寄り道したし、まあいいでしょう。
駐車場のゲート沿いの林にはコガラ。そしてベニマシコの声も聞こえる。
見えそうな距離感だったのでそっと探すと、いたいた。
だいたいくちばしになんかついてる(笑)
自然探求路に入り、最近自分の中で定番化している赤沼〜竜頭の滝方面の石楠花橋手前往復コース。
普通に歩くだけだったら往復しても30分だけど、のんびり歩くと1.5時間コース。
でも特に赤沼分岐から石楠花橋まではほぼ人に会わないし、静かだから気に入っている。
車を降りたときからツグミの声が何度も聞こえていたけれど、上を見ると数羽ずつ飛んでいる。
今シーズンもお帰り!
隣の木にはアカゲラ。
橋のたもとからミソサザイの地鳴き。声を追うとめっちゃわかりやすいところにいた。
このあと移動し、そこで囀る声が聞こえてきた。
カワガラスが出てきた。カメラ間に合わず(笑)
でもこの後、水に潜ったり出たりする様子や、2羽でバトルしている様子も見られたからOK.
往復して一旦車に戻ったら案の定10時過ぎ。
駐車場の奥からゴジュウカラの声がする。
最初はアスファルトの上で何かを拾っていたけれど、すぐにシラカバの木に戻った。
脇の茂みからひょっこり顔を出したカシラダカ。
コゲラも顔を見せてくれた。
また自然探求路に戻ろうと車道を渡ると、バス停近くでカメラを持つ人が数人集まっている。
声がしてたからウソかなーと思ったらやっぱりそうだった。
「どこ? どこ?」と言う男性がいたので教えて差し上げたら「なんだメスか」と言われたメスはこちら。
なんなの失礼な。こんなにかわいいのに。なにかのバチが当たりますように!!
この激しいシャッター音は私ではありません。
この日は何度もエナガの群れに会った。
なんとかブレていない写真があった。
小学生の校外学習も一段落したのか、10月に比べてすれ違う数もぐっと少なくなった。
外国人観光客も少なくなったような。紅葉も終わったからね。
青木橋の先の針葉樹には、いつも通りキクイタダキ、ヒガラ、コガラ。
エナガよりもすばしこいキクイタダキ、しかも高い木の上のほうなので、写真はほぼ諦めている。
残像レベルが1枚(笑)
小田代ヶ原への分岐あたりで、ハシブトガラスが何かをくわえて飛んできたと思ったら、見えるところの木の枝にとまり、食べ始めた。
赤っぽい魚。ちょうどこの時期、湯ノ湖や湯川にいるカワマスのオスがこんな色になるそうなので、自分で捕まえたのか、どうにかして手に入れたのか。でも生であることは間違いなさそう。
泉門池〜北戦場まではさらに人が減って、というか誰にも会わない状態。
おかげで小さな鳴き声のキクイタダキ、キバシリの声も聞こえる。
キバシリは3個体くらい見られた。保護色ー!
北戦場で折り返すと、突然木道の上に1羽のアトリ。美しいオスが飛び出してきた。
え、え?? とびっくりしていると、木道脇の木に上がってくれた。
本当にこの1羽だけ。アトリとマヒワのどちらかは見たいなあと思っていたので、ごほうびのようだった。
川ではミソサザイの地鳴き、カワガラスのバトル。
そしてアオゲラも姿を見せてくれた。遠かったけど頭の赤もきれいに見えてよかった。
戦場ヶ原にはめずらしくヤマガラが出たり、湯川のつやつやしたマガモを見たり。
締めはやっぱりコガラかな。
ウソを見終えた後、赤沼分岐の手前で地元の探鳥会でよくご一緒する方とバッタリ。
立ち話をして、「今年ここに来るのはもう3回目です。」とおっしゃるので「えー、すごいですね。」と返した。その3倍来てるとは言えなかった(笑)
いや、別に隠す必要はないんですけど、ほら、話の行きがかり上とか、あるじゃないですか。向こうのほうが人生の先輩ということもあり。
ねえ。
●この日見た/声を聞いた鳥(戦場ヶ原)
- マガモ
- トビ
- ノスリ
- コゲラ
- アカゲラ
- アオゲラ
- ハシブトガラス
- ヒガラ
- ヤマガラ
- コガラ
- ヒヨドリ
- ウグイス(声、だけどミソサザイだったかもしれない)
- エナガ
- ソウシチョウ(ここで見たのは初めて)
- キクイタダキ
- ゴジュウカラ
- キバシリ
- ミソサザイ
- カワガラス
- ツグミ
- アトリ
- ベニマシコ
- ウソ
- カワラヒワ
- ホオジロ
- カシラダカ