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古いもの、新しいもの、気ままに…

斑鳩宮瓦残欠

2010-08-28 10:38:02 | 古いもの

わずか8センチのちいさなカケラですが、いいですね。
手で削ったようなフワリとした蓮弁が、なんともいえません。
この瓦が発掘されたのは、1939年(昭和14年)、
法隆寺東院前身遺構の発掘調査のときです。
一面に焼土があり、その下から斑鳩宮(いかるがのみや)と
思われる建物跡がみつかったのです。
聖徳太子がここを造営したのは601年、
法隆寺ができる前のことです。
太子が移り住んだ605年から、622年に49歳で亡くなるまで、
政務をつかさどりました。
この瓦をながめていると、歴史の彼方にいた人が、
身近な存在になってくるようです。

<追記> この瓦残欠は、古い仏教美術収集家の所持品だったため、
「斑鳩宮瓦」と断定して表示してしまいました。
この軒丸瓦の直径は、推定12,5センチ~13センチ位と思われます。
一方、法隆寺所蔵の小片数点も、唯一完器に近い松田光さん所蔵品も、
10センチ弱と、より小型です。
「発掘報告書」等で確認されない限り、
「伝」斑鳩宮瓦残欠と、訂正することにいたします。

 (売約済みになりました) 
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太子像

2010-08-19 16:53:10 | 古いもの

高さ11センチの、小さな聖徳太子像。
江戸時代の田舎仏ですが、
どこか凛とした雰囲気が魅力です。

もう一枚、お顔をアップした写真を載せます。

(売約済みになりました)


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太子像(拡大)

2010-08-19 16:44:15 | 古いもの

よく見ないと、お顔ははっきりしません。
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鉄の茶托

2010-08-19 16:30:07 | 新しいもの

小ぶりで、シャープな形です。
鉄を叩いてつくった鍛造で、
銀覆輪がほどこされています。
底には「一晃」の刻印があり、
昭和後半頃の、現代作家の作と思われます。
5枚セットです。

(径 9,1センチ、高さ 2センチ)
 <売約済みになりました>
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銀製茶入れ

2010-08-19 16:18:24 | 古いもの

古い仕覆と一緒に出てきた抹茶用の茶入れです。
大きい方の底には「茶入」の文字が彫られています。
「銀製」という刻印が押されるようになる前の作で、
幕末頃のものと思われます。
存在感のある造形です。

(大 径4,9センチ、高さ6,9センチ
 小 径4,6センチ、高さ4,6センチ)

 <売約済みになりました>
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