お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

平安の備前

2017-07-29 11:13:52 | 古いもの


 

平安末の備前は、以前から憧れていたもののひとつ。
古代と中世のよいところを合わせ持っているように見えます。
この小壺は、須恵器と同じ灰白色の土で、骨格がしっかりした造形です。
掌サイズなのに、手に取ると意外に重さがあり、分厚い造り。
下部から底にかけて、ヘラで形成されています。
備前焼は、平安末に備前三箇所の地域で始まり、桃山まで継続して焼かれてきました。
この小壺は、寺院か神社用だったと思われますが、どこの窯かは不明です。

 (口径5センチ、高さ5,7センチ、底径4,5~4,8センチ)
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初期伊万里白磁中皿

2017-07-27 10:03:35 | 古いもの


 

白磁の上がりのよさと、切れ味のよい形、力強い高台は、初期伊万里の魅力が凝縮されているようです。
手に取ると、ずっしりとした重さで、確かな手ごたえがあります。
写真にあるように、ワレ修理があるのは残念ですが、今まで手にした初期伊万里白磁中皿のなかでも最も好きなものです。

 (径 約20センチ、高さ 約3,9センチ、高台径7,4センチ)
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かいじゅう屋さん

2017-07-22 14:24:25 | いろいろ




「かいじゅう屋」さんが目白から引っ越して二ヶ月。
久しぶりにかいじゅう屋さんのパンが食べたくなって、西武立川から歩いて10数分、鈴木農園内にあるお店に行ってきました。
今日は、「一日だけのレストラン」の日で沢山の人出。和食や洋食のお店も出て、野外の昼食を楽しんできました。
かいじゅう屋の橋本さんは、ますますパン屋さんらしい、いい顔になっていました!

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李朝染付壷

2017-07-20 09:54:25 | 古いもの


 

美しい姿形の壷です。
ふっくらした胴に、引き締まった口造り、勢いのある太い筆致の草文が心地よいです。
青色灰白磁に、染付はやや暗めの発色、壷の底は削り出しされています。
肩に「上」の文字が入っているのですが、意味するところが不明です。
写真にあるように、口縁に小さなワレ修理とニュウがあります。
珍しいタイプなので、制作年代は諸説でてきそうですが、私には李朝中期にさかのぼるものに見えます。

 (口径7センチ、胴径15センチ、高さ12,6センチ、底径6,5センチ)
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宮本恒平の油絵

2017-07-16 10:35:59 | 古いもの


フランスの田舎の風景と思われる1923(大正12)年作の絵です。
不思議なゆるさと心地よさが伝わってきます。
この時代(大正~昭和初)の洋画は、描き手の切実さがあふれるのですが、それとはちょっと違った面白さがあるのです。
恒平(1890-1965)は、経済的に恵まれていて生涯気ままに絵を描きつづけた人。
作品はあまり残っていません。

 (45×52センチ 額無し)
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