お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

漢の小さな香炉

2018-01-27 10:11:23 | 古いもの




 

蛇がとぐろを巻き、頭を上げた姿が力強く凄味があります。
小さいけれどズッシリした重さがあり、分厚く鍍金が残り、抜群の保存状態です。
漢の時代、蛇の造形は数多く、いろいろ議論されている国宝の金印「漢委奴王国」の紐も、同じモチーフです。
蛇神は、古代中国の天地創造神話にでてくる霊獣で、生命の死と再生のシンボル。
後の龍神の起源だといわれています。

 (口径2,6センチ、高さ(蓋をした状態)6センチ、底径2,1センチ)
  
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緑釉円面硯

2018-01-25 11:31:44 | 古いもの

 

緑釉の発色が鮮やかな陶硯です。
型押しでつくられた如来坐像が10体、側面に貼り付けられています。
類品を見ないものですが、唐時代頃の副葬用の明器と思われます。

 (径10,2センチ、高さ5,6センチ、底径12センチ)
 <売約済みになりました>
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風外本高の絵

2018-01-24 10:21:42 | 古いもの




風外本高(1779-1847)の名は、この絵を見て知ったのですが、江戸後期の画僧。
伊勢に生まれ、8歳で出家、松江や三河の寺を渡ったそうです。
禅画の厳しさというより、ほっと一息できる絵です。
庵の中にいる赤い衣服の人は、達磨大師ですね。
小振りな掛け軸です。

 (絵16×25センチ、軸33×98センチ)
  価格 20,000円
  
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永楽保全 鶴首花入れ

2018-01-20 12:05:11 | 古いもの


 

保全(1795-1854)は幕末京焼を代表する天才の一人で、写しものが得意だった人。
写しでも、ただの写しに終わらないところが凄いのです。
この花入れも、明末の交趾写し。鶴首をバランスが崩れる寸前まで長くして、なんともモダン。
紫色の交趾釉は(表千家、了々斎好みといわれていますが)濃淡の変化があって、深い奥行きです。
松文様が金彩で、さりげなく散らしてあります。
高台脇には、永楽印があります。
当時の共箱に納まっていて、箱の表側には「紫交趾鶴首花入」とあり、裏側には「善五郎造」の書付があります。
無傷です。

 (口径1,7センチ、高さ27センチ、高台径4,5センチ)
   価格 38,000円
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「さわや」の味噌ラーメン

2018-01-17 17:15:45 | いろいろ


中之条駅は群馬県四万温泉への最寄り駅。
駅近くの大衆食堂「さわや」の味噌ラーメンを食すのは、5~6年ぶりのことです。
今回は、ちょっと奮発して、チャーシュー味噌ラーメン。
以前と変わりなく、一碗ごとに味見しながらつくる、丁寧な仕事ぶり。おいしかったなあ~
最上の家庭料理のように、なつかしくて幸せな気持ちにさせてくれる味でした。
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