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古いもの、新しいもの、気ままに…

コロナ感染に乗じて、道路事業を一気に進めたい杉並区(転載)

2020-04-27 20:49:14 | いろいろ
(「西荻窪の道路拡張を考える会」のブログからの転載です)

都市計画道路補助線街路第132号線の用地説明会の中止について
新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言及び東京都の緊急事態措置を踏まえ、本年5月に開催予定していた都市計画道路圃場街路第132号線における用地説明会は中止とし、下記のとおり個別対応に変更いたしますのでお知らせします。という議会会派あての通達です。

コロナ自粛のもとで、住民を集めての「用地説明会」はできないのだから、延期してコロナが完全に終息してから行うのだろうと思っていました。
ところが、
延期ではなく、なんと資料を郵送し「個別説明」します、と。
コロナに乗じた区の暴挙としかいいようがありません。
従来から一貫して区は、「説明」や「展示」はやるけれど住民集会への出席は消極的。
もともと住民の意見を聞く必要を認めていないし嫌だったのですから、今回の用地説明会中止は願ったりかなったりのことだと推測します。
住民が集まりをもてないこの時期に、一気に事業を進めていこうという姿勢を感じないわけにはいきません。
コロナで疲弊している今、約半分の第1期事業だけで85億円もの税金を使って、不要不急の道路拡張を強行することが、果たして正常な行政のありかたでしょうか。
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4/22東京新聞に、西荻窪道路拡張の記事掲載されました。(転載)

2020-04-22 15:31:03 | いろいろ
(「西荻窪の道路拡張を考える会」ブログからの転載です)

半世紀前の計画 多くの反発の声
「コロナ」で先行きのない不安が広がり、当然ながら新聞紙面はコロナ関連の記事満載です。
その中で、18面[地域の情報]の四分の一ぐらいのスペースを使って、西荻窪の道路問題が取り上げられています。
西荻窪の道路拡張><住民ら「時代遅れ」の大きな見出し。
「高度成長期に立てた計画が、令和の時代にゾンビのようによみがえった。道路にお金をかけるのは時代遅れ」と批判する住民の声、
「適正な手続きがなく、憲法違反だ」とする明治学院大熊本先生の意見も紹介されています。

別の紙面も読んでみました。
新型コロナのどさくさに紛れ? 「検察庁法改正案」国会審議入り
<火事場泥棒 続々><不要で不急 様々> ●監視社会か「特区法改正案」●種買わわせ「種苗法改正案 ●緊急事態条項設ける「改憲」・・・・

どさくさに紛れて充分な議論がされないままに進められていく問題がこんなに!
道路もうっかりしていられません。
今、商店街は、人々の生活は、瀕死の状態です。
こんな時に、「不要不急の道路拡張をやっているときではない」ことを、声を大にして訴えたいと思います。

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観世音寺の重圏文軒丸瓦

2020-04-22 09:36:57 | 古いもの


観世音寺は、大宰府によって奈良時代に建立された寺院。
数多くの瓦が出土していますが、このタイプは初見です。
圏文が不均等に重ねられ、中央の丸い突起も独特です。
朱が残っているのもうれしいです。平安時代のものと思われます。
この文様の祖形は高麗にあります。当時の北九州は畿内と同じくらい朝鮮半島との交流があったのではないかと想像しています。

 (径16センチ)
  <売約済みになりました>
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正宗得三郎の油絵

2020-04-20 12:30:44 | 古いもの


正宗得三郎(1883-1962)は、大正時代に二回も渡欧し、印象派の空気をたっぷりと吸った画家。
この絵も、明るい色彩で解放感にあふれています。
ヨーロッパの絵具が使用されているので、滞欧作かなと思ったのですが、彼の生まれた故郷の備前、穂波の瀬戸内風景でしょう。
大正~昭和初期頃の作です。

 (絵33×40,5センチ、額42×45センチ)
   <売約済みになりました>
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吉加江 京司(よしかえ きょうじ)の油絵

2020-04-15 11:22:45 | 古いもの


吉加江京司(1909-1993)は、初めて知った画家です。
戦前、戦後にわたって抽象絵画の人。
東京国立近代美術館にも収蔵されていますが、薄塗のシュールな絵です。
この絵はそれとは真逆のゴテゴテ厚塗りの具象。
妙に心にひっかかり、ずっと眺めていたくなる絵です。
タイトルは「中川原雪景」。1955年(昭和30年)の作です。

 (板に油 15,5×22,3センチ、額35,6×42,5センチ)
  <売約済みになりました>

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