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古いもの、新しいもの、気ままに…

渡辺郁子個展 会いたかった景色 2/18(土)~始まります

2023-02-18 10:41:38 | 新しいもの






渡辺郁子個展 会いたかった景色 

2022年3月、渡辺郁子さんが生まれ故郷の秋田に移り住んで出会った
風景や生きものたち。
生きとし生ける者への讃歌と、瑞々しい空気が伝わって、
幸せな気持ちにさせられます。

<会期>
2月18日(土)~24日(金) 
12時ー19時(土・日は11時~)



 

 
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雄羊金製ペンダント

2023-02-14 11:44:30 | 古いもの

 

脚を曲げてしゃがむ動物モチーフの源流はスキタイにあると、
人から教えてもらったのは最近のこと。
この愛らしい雄羊の金属ペンダントの出土地は中部ジャワです。
この地には、紀元前からの香料交易により、金や金の工芸品が集積していきました。
このように質の高い金製品がどこからやってきたのか、
古代オリエントか、古代中国か、妄想がふくらみます。

 (横4,9センチ、高さ2,8センチ、重さ22グラム)
   <売約済みになりました>
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青山熊治の油絵

2023-02-12 13:28:32 | 古いもの


くすんだ色調の密度の濃い風景画です。
サインの特徴と画風から、東京美術学校に入学した18歳頃の作に見えますが、
断定はできません。
私にとって、青山熊治(1886-1932)は特別な人。
日露戦争勝利で多くの人々が高揚感に浸っている時代に、
1906年(20歳)で「老坑夫」を描き、
1907年(21歳)には北海道に渡ってアイヌの人々を描き、
1911年(25歳)には「満州」に渡り少数民族ウィグルの人々を描き、
1912年(26歳)には福岡の精神病院で入院患者さんを描くなど、
その作品もさることながら、生き様にインパクトを受けてきました。

額から外しての写真撮影です。
 (板に油23,5×33センチ)
  <売約済みになりました>




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山尾薫明の油絵

2023-02-03 11:23:42 | 古いもの


薫明(1903-1999)は、佐伯祐三を慕って1932年に渡欧。
この油絵はその年の作品です。
仏の小さな海街。家族三人が建物を見上げています。
一見、特徴のない絵ですが、カラフルで軽みが魅力。
親しみがわいてきます。

 (キャンパスに油31×41センチ、額56,5×66センチ)
  価格はお問い合わせください。
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13世紀小型聖書写本

2023-02-02 12:12:20 | 古いもの


薄い透き通るような紙に書かれたゴシック体の文字。
その文字の、小さいのに驚きます。
米粒よりはるかに小さく、当時の製作者の作業を想像すると気が遠くなります。
黒の没食子インクで、ガチョウの羽ペンを使って書かれています。
一部は赤や青の顔料も使用されています。
小型の携帯用聖書は、13世紀の技術革新によって生まれ、
旅する宣教師にとって欠かせないものだったようです。
同手のものが、西南大学博物館に所蔵されています。

 (12,5×8センチ)
 <売約済みになりました>
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