お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

秋の善福寺公園

2024-11-27 15:13:09 | いろいろ



入退院を繰り返しましたが、味覚もだいぶ戻り、身体も動くようになったので、
思い切って近所の善福寺公園まで散歩。
木々の紅葉も、鳥のさえずりも、すべてが心地よく、
長いトンネルを抜けたようでした。
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小さな新羅鉄仏

2024-11-22 12:47:21 | 古いもの

 

「金太郎さんみたい」と家族に言われながら長いことほこりをかぶっているこの人は、
新羅時代の鉄仏。
よく見ると、童子仏のようにたくましく、古格のあるスタイルです。
空洞のない造りで、鉄はトロトロになっています。
甲冑を身に着けているように見えるので、神将像なのでしょうか?
小倉コレクションには、小さな神将像が5~6点収蔵されています。
また、新羅時代の仏教説話には菩薩の化身の童子が数多く登場するといわれているので、
善財童子、文殊童子等の可能性もあります。

 (高さ6,2センチ)
 <売約済みになりました>
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荒井龍男の油絵

2024-11-20 13:41:34 | 古いもの


荒井龍男(1904-1955)は抽象画家として知られていますが、この絵は具象でタイトルは「雪」。
1945年の敗戦の年、札幌に疎開したときの作です。小品ですが、抒情性と造形性のある秀作です。
彼は51年の生涯、朝鮮、仏、米、ブラジルなど各地を巡り、作品も具象と抽象のあいだをめまぐるしく変貌していきます。
その変貌の本質をいまいち把握できなかったのですが、水谷嘉弘さんの本(『板倉鼎をご存知ですか エコールドパリの日本人画家たち』コールサック社)を読んで納得。
<・・・通底しているのは「こだわり」とか「てらい」をかんじさせない点である。デネシネのようなところがある>と。

 (キャンパスに油21×27センチ)
  価格はお問い合わせください
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食籠

2024-11-11 12:12:20 | 古いもの



ふっくらとした姿形がいいですね。実寸よりも大きく見えます。
蓋も身も黒漆に沈金の蒔絵。五弁の花があるので宝相華文です。
内側は朱漆。繰り返し塗り直したものでしょう。
寺院の年中行事で赤飯を入れたのではと想像しています。
長年の使用で多くの傷みがあります。
17世紀頃のものと思われます。

 (高さ21センチ、径27センチ)
 価格はお問い合わせください
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明治時代の花巻土人形

2024-11-09 14:54:59 | 古いもの



母と子の土人形ですが、「やまんばと金太郎」とも言われています。
江戸時代から続く東北土人形の産地は花巻、堤、相良の三ヶ所です。
堤と相良は明治時代に入ると気が抜けたようになっていきますが、花巻は別。
庶民の願いを骨太で生き生きとした形にしています。

 (高さ17,5センチ、底13,5×12,5センチ)
  価格はお問い合わせください
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