無聊さんの日々是好日

見て、感じて、経験して・・・のんき、気ままな雑記

聞得大君御殿跡を訪ねて

2017-02-16 14:58:09 | ウォーキング

首里城周辺の歴史探訪です。

特に聞得大君御殿跡が主目的です。

古地図によれば、龍譚湖の付近に

琉球王国時代の屋敷跡が多くありますが- - -。

 

 

 首里駅の一つ手前の儀保駅で下車。

駅ナカの地図を見るとさっそく屋敷跡の表示が- - - 。

その中には、聞得大君御殿跡も!

とにかく大通りから路地にはいり探します。

蔡温旧宅跡です。 

三司官という重臣の屋敷跡ですね。

しかし、あったというだけで

今は往時を偲ぶものは何もありません。

駐車場でした。 

 しかし、主目的の

「聞得大君(きこえおおきみ)」御殿跡にはたどり着きました。

初め検討をつけて探したのですが見つかりません。

仕方なく地元の人に

すると、中学校の中にあるとのこと。

ちょっと見学にはハードルが高くなりましたが

許可をもらいに事務室へ。

すると!

学校長自らがその場所へ案内するということには恐縮至極!

ありがとうございました。

そこにあったのは「七世御獄」と印された銘板と御嶽。

拝所ですから手を合わせてから撮らせていただきました。

残念ながら屋敷跡を窺わせるようなものは何もありませんでした。

聞得大君御殿の場所も

何度か変わっているようですね。

後先になりましたが

校門脇に「聞得大君御殿跡」の説明がありました。

先に、この説明を見つけていたら校内には入ってなかったでしょう。

とても立派で大きな学校でした。 

 聞得大君御殿跡を見てから

龍潭湖周辺を巡ります。

この辺りは、上級役人の屋敷があったところ。

期待して巡ったのですが発見できませんでした。

これは大和井戸(ガー)と説明されてました。

薩摩藩侵攻後に掘られたものでしょうか。

 

 

龍潭湖。

 

この辺りはきれいに整備されましたね。

でも、歴史遺産なども整備してほしものですね。

そうすればもっと町の魅力が増すと思うのですが