ダサクな日々

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世界は混乱する

2018-03-26 22:22:20 | 日記

逃げてゆきたい

大事なものだけ持って

きっと安らかな日々のところへ

2001-



図書館で借りた本
デボラ・エリス作「九時の月」
読みまして

いやー 泣けちゃったね

イラン・イラク戦争時に
イランの15歳の少女が経験したお話しで
爆撃があって
厳しい伝統と宗教的信条があって
学校は安全な場所ではなくて
混乱する刑務所があって
理不尽な処刑があって
同性愛があって と
そんなお話し

同じ時間を生きていても まるで違って
過酷な状況の中で苦しんでいる人達が
たくさんいる

どうして人間は
こんな恐ろしい世界を作ってしまえるのだろ
なんで そんなに他を憎しむのだろ

苦しいのなんて嫌なのに
痛いのや怖いのなんて嫌なのに
なんで自らその中に飛び込むような事をするのだろ

辛いなー人間

居たい場所に居たいだけなのに
好きな人と一緒にいたいだけなのに
そんな事もかなわなくする世界ってなんなんだ

それでも人間は
まだこうやって発言できるから ましなのかも
とか思ったりもする

動物や植物や地球に対して
人間は酷いことしている
酷いことされたほうは ただ黙っている
じっと黙って 殺され汚され破壊されていく
そして
まぎれもなく私も加害者の一人だ
なんだかな~~ 



押入れの奥に片付けてあったゲージを
これ小屋にするとお猫様が喜ぶかも~ と思って
出したら
いい感じに喜んでいるみたい

薄暗いゲージの中に詰まる2猫 



  「サガ」
    憎しみは疲れるよね

    全部を許せたら
    全部を愛せたら
    きっと楽なのに

    どうしてこんなにも
    憎む心を持っているのだろう

    辛いだけで
    悲しいだけで
    恨みつらみを並べてみても
    醜い自分を見つけるばかり

    どうか優しく
    どうか愛おしく

    だけど仕方がない?人間だから

    ひとつに
    愛があるから
    憎しみもあるというのなら
    憎しみがなくなったら
    愛もなくなるのだろうか

    わかるわけがない
    感情は勝手にどっかから
    やって来るのだもの

2001-






コメント
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