BUZZ NEXT -ケンメリから半世紀。次の時代へ-

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《名曲アワー》第6回 小坂忠

2020年05月12日 | 名曲アワー
小坂忠さんと初めて会ったのは、某アメリカンスクールのダンスパーティーで、対バンでした。当時、アマチュアバンドだった僕たちの仕事は、ライブなんてのはなくて、ダンスパーティーでした。僕の居たグループはブッダーズナルシーシという名前で、ドラムは高橋幸宏くんでした。そして、対バンはフローラル、ボーカルが忠さん、キーボードが柳田ヒロさん、ギターは、後のエイプリルフールのギタリスト、菊池さんでした。
幸宏と「今回の対バン、今度、プロデビューするバンドらしいよ!」と話しながら、やる気満々で、最初の曲に、いきなり、バニラファッジの「Ticket to ride」から出て、どうだ!とばかりの気持ちでした。そしてれそしてら、フローラルの1曲目は、なんと、ドアーズ♪静かにキーボードが出て、そこに、あのジム・モリソンの絶叫から始まる「When the music's over」!!いや~、僕たち、ぶったまげました!!まあ、まず、ダンスパーティーでの最初の曲として、両バンドとも、選曲、間違ってるよね(笑)
それで、お互い、実力を認め合い、仲良くなったんですよね。僕は、中学からアマチュアバンドを始めて、若くて、まだ少年だったってこともあって、『うまいね~!』と、いつも、褒めちぎられてました。こう言っちゃ、生意気なガキになっちゃうけど、当時、対バンで、いつも、ボーカルは勝ったな!って有頂天、図に乗ってました。そんな時に、フローラルと出会って、忠さんに出会ったことが、とにかく衝撃的で、その後、いろんな歌を歌いながら、いろんな曲に出会いながら、ず~~~~っと、」忠さんを意識してきたと言っても過言じゃありません。今回、久しぶりに会って、ずっと変わらない、温かい笑顔で、『おっ、マサカズ、元気だった?』と、変わらぬ、独特な口調で話しかけてくれて、いや~嬉しかったなあ!!なんか、何年もワープした気分で、いい年こいて、「忠さ~ん」と甘え付きたいくらいでした。
収録時間外では、まあ、いろんな話を駆け足で、数年間を駆け巡るように話しました。忠さん、これからも、すっごい意識して、忠さんを追いかけて頑張っていきますよ~~!!