もう何年いや20年以上前から放置状態だったICOMのIC502A
いつか手掛けようと思っていたのだが機会を逃していたものだ。
症状としては、VFOを回したときの周波数変化がリニアでない
という感じ。あまり見たことが無い症状なので表現が難しいが
ヒョロヒョロとQRHを伴いながら周波数が変わっていく状態で
ボリュームのガリがバリコンに起きているというのが解りやす
い表現かもしれない。
一度受信してダイヤルを動かさなければドリフト等は生じない
し、ファインチューニングも付いているので、使用する分には
このままでも大丈夫ではあるが、精神衛生上シックリとこない
ので修理してみることにした。
実は中古で購入したときからこの症状があったのだが、普段は
全く使用していないので、そのまま放置してきたのだ。
修理する部位はVFOユニットで特にバリコンの摺動部を洗浄し
てみることと、基板の状態チェックだ。
ハンディー機ではあるが、かなりしっかりとしたシャシの
作りとなっている。
分解するのは初めてということもあり、VFOユニットを外すの
にかなり手こずった。
もとに戻せるか不安になるくらいの状態になった。
そして、今回不具合原因として見当を付けているバリコン
見た目には腐食や錆などもないが・・・
※つづく
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