今、アルバイトで行っている除雪の仕事は、排雪作業もセットになって
いることから、ダンプに乗ることもある。
このダンプが2台ありベースは4t車なのだが、最大積載量は2600kg
と2500kgしかない。
その割には車両の全長が7.5mくらいあり、ほぼ大型ダンプ並みだ。
荷台のあおりも高いので、容積的にも大型ダンプ並み。
俗にファームダンプとか深ダンプと言われているタイプのものだ。
このファームダンプって詳細は知らなかったのだが、荷台の容積は
大きいけど、重たいものを積む用途では使えないらしい。
ファームダンプと呼ぶだけあって、牧草や飼料等の他、プラスティック
製品のようにかさばる割には軽いものを運ぶためのものらしい。
車検証にも「土砂等以外」とハッキリ記載されている。
荷台の容積に合わせて土砂を積むと、間違いなく過積載だろう。
土砂等を積むことが禁止なので土砂禁ダンプと呼ばれるということが
解った。
今まで、全く聞いたことがなかった言葉だ。
減トンされていることによって、車両総重量が8t未満になっている
ため、大型並みに長いのに中型8t限定免許で運転ができる。
というか、8t限定で運転できるように積載量を調節して車検を
取っているということだろう。
あおりが高いこともあって、排雪用にはよく使われているのを見るが
締め固まった雪や湿った雪だと簡単に過積載になりそうである。
事業所側からは、あおりの上まで出るような積み方は厳禁とされて
いるので、過積載での運搬はしていないと思うが、せっかく大きな
荷台でも沢山積めないのなら、4tベースではなく2tか3tでも同じだけ
積めることなので、車両が小さい分運転も楽になると思うが・・・
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