3回戦、天皇杯は大混戦

全国各地で行われた天皇杯3回戦。カテゴリーが下位のチームが勝つジャイアント・キリングあり、PK戦ありのアツイ戦いが行われました。

我らがFマリノスは、アウェイで大分へ。J1チームが出ているのにTV放送がないという。まあ11日に行われたMIOびわことの再開試合との兼ね合いでしょうが寂しい限り。

平日の夜に九州という日程では応援に行けるわけもなく現地へ行ったサポーターのテキスト実況が頼みの綱となったこの試合。

＿＿＿＿伊藤＿＿＿＿
アデミ＿＿藤本＿＿端戸
＿＿三門＿＿喜田＿＿
比嘉_ファビ＿ボンバ_奈良輪
＿＿＿＿飯倉＿＿＿＿

ベンチには鈴木、小林、兵藤、天純、俊輔、矢島と頼れる選手たちが控えていますが使わずにリーグ戦に残しておきたい所。

テキスト実況では一進一退に読める展開。ややポゼッションはマリノスも中央を固めたトリニータを崩せない。時折セットプレーが危なっかしい様子。これ見えないとヤキモキしますな。

TVでは同時間にやっていた鹿島－水戸のいばらきダービー。こちらも鹿島が攻めるも水戸が逆襲という一進一退。格上に引きこもるだけが弱者の戦いではありません。勇気を持って前へ。こうなると格上とか弱者とか回りの見立ては関係ない。

サッカーをする以上、誰が相手でも勝つ。その気持こそが伝わる天皇杯。

後半に入るとさすがに疲れの見える大分。足をつり負傷し試合が止まる記述も。フィニッシュまで至らない状況にしびれを切らしついに俊輔が投入されます。後半17分の投入なのでここで決めてこい、という意思表示でしょう。

テキスト実況ではそう名前の上らなかった端戸との交代。端戸には絶好のチャンスだったのですが結果をだせず…。来期、厳しいかな。

俊輔が入るとさすがに違いを見せます。トリニータ側の掲示板でも喜びの声。まあ敵方といっても俊輔はみたいやね。

33分には三門outで兵藤in。35分には奈良輪out小林in。ちょっと驚いたのは藤本をボランチにしたようですね。運動量ではヒョウのほうが上のような気がしますが。フレッシュな選手で一気に決めにきた、と理解しましょう。

＿＿＿＿伊藤＿＿＿＿
アデミ＿＿俊輔＿＿兵藤
＿＿藤本＿＿喜田＿＿
比嘉_ファビ＿ボンバ_小林
＿＿＿＿飯倉＿＿＿＿

攻撃力を増したマリノスは何回かチャンスを得たものの大分を捉えきれず延長へ。。。まじかー。

TVでは鹿島も苦戦中。後半の後半は水戸の攻めが強い。結構チャンスを作ってました。鹿島のシュートはほとんどGK正面へ。水戸のキーパーが神進化。

延長に入って9分。藤本のクロスを小林がつないで伊藤がフィニッシュ！ついに大分の守備をこじ開けます。すごいな伊藤。いや凄いのは樋口元監督か。1年我慢して使ったことが今、花開いてます。

前半終了直前のFKは俊輔が蹴らず藤本。大分掲示板からそこ違うだろーとブーイング（笑）俊輔が淳吾にゆずったようですね。ゴールはなりませんでした。

延長後半は驚きの布陣に。

＿＿比嘉＿＿アデミ＿＿
伊藤＿＿＿＿＿＿俊輔
＿＿藤本＿＿喜田＿＿
兵藤_ファビ＿ボンバ_小林
＿＿＿＿飯倉＿＿＿＿

画が無いのでわからなかったのですが比嘉さんが足攣ったようですね。ディフェンスには置いておけないのでトップにしたようです。兵藤のなんたるユーティリティぶり。これ放出したらイカンですよ首脳陣。

ある意味最初から見てみたいような気もする布陣。実質10対11の数的不利になったマリノスですが、大分の反攻をしのぎ4回戦へ駒を進めました。いやー良かった。

勝てばよかろうなのだー！ではあるのですが、結局フルメンバーで戦ったマリノス。これは土曜の試合に大きく負担をかけてしまいましたね。

比嘉さんのコメントに「自分の体力のなさに本当にショックを受けました。練習が全然足りてないな・・」とあったのですが、比嘉さんの足の攣るのはデフォルトですよね。試合に出る度に聞いているような。

選手層の薄さを若干感じながらも次につなげたマリノス。次の相手は10/22に決まります。

とまあテキスト実況をしてくれた有志の方にはホント感謝。お疲れ様です。

PS.試合の決まったあとはTV中継をザッピング。鹿島がPK戦で2-3、水戸に破れる波乱。仙台はPK4-3大宮、鳥栖はPK2-1札幌とPK祭りの様相。町田は福岡に勝利、徳島が新潟に勝利、ということでジャイキリも盛りだくさんな一日でした。

天皇杯、3回戦 10/14(土) 19:00 1-0 大分(大分ドーム) 2,847 晴 得点：伊藤翔

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