私が2019年に明治国際医療大学大学院で
作成した修士論文が無事、一般公開され
ました。
在学中指導されたのは下記の2点でした。
①研究の最終ゴールは論文を書くこと
である。
②論文の公表によって研究者としては
社会的な責任を果たしたことになる
①は2019年の大学院卒業時に達成
しました。
②は論文誌に投稿し査読を受けて
掲載されれば達成となります。
これについては社会鍼灸学研究会の
発行する「社会鍼灸学研究2019 第14号」
に無事掲載されたことにより達成しました。
論文の内容は、2014年に鍼灸師は
地域の医療介護システムの一員として
組み込まれましたが、それから7年
経った現在でも全くそうなっていないので
その課題を探るため、地域の医師と
ケアマネージャにアンケート調査を
行ったものです。
結果は当ブログでも紹介したように昨今の
鍼灸受療率低下が示すように地域の
医療介護関係者に鍼灸が認知されていない
厳しい現実が浮き彫りになりました。
大学院生としての生活は渦中にいるときは
大変の一言でしたが、今となっては
無性に懐かしいですね♪
取り組んだことが公文書となって残るのは、やり遂げたという
達成感で満たされますよね。一応は論文を斜め読みさせてもらい
ましたが...若い頃に職場で「国際通信の研究」誌を開いて、
チンプンカンプンだったことを思い出しました(笑)
なかなか難しい問題ですよね。
肩こりや腰痛などの代替医療として有効だと分かっていても、
なかなか鍼灸院の門をくぐるのには感覚的に勇気がいります。
病院では原因不明の体調不良でも、鍼灸で改善されたとかの
口コミや医療従事者からの積極的な後押しが等があれば、広く
認識が深まり、老いも若きもが気軽に足を運ぶようになるんで
しょうけどね。
私はまだ鍼灸は未経験ですが、自力で体長バランスを戻せなく
なった時には...お世話になろうと思ってま~す。
国通研!懐かしですね~。
確かに研究、開発の情報が多かったので
現場の人間にはチンプンカンプンでしたから(^^;
「感覚的に勇気がいる」←これ当たってますよ。
昔は肉体労働者が多かったので、鍼灸の刺激に
対してあまり抵抗感がなかったと思うんですよね。
今はデスクワーク主体のストレス社会ですから、肉体への刺激に関してはとても敏感になっているんですね。こういう社会背景もあると思います。
とは言え、現実的に西洋医学で対処できない
ことでも東洋医学で対処できることも多いので
とにかく体験してもらって想像ほど「痛くない、
熱くない!そして効いた!」というのを実感してもらうしかないと思っています。
早くコロナが収束して鍼灸の普及活動ができることを願っています!(^^)!
苦労して通っていらしたのがつい最近のような気がします^_^
すごい達成感でしょうねぇ!
実は公開されてから少し時間が経っているので
達成感はだいぶ薄まりましたね(笑)
それより介護施設等で普及活動をしたいと思っているのですが、コロナもあり施設等に入れないのでちょっと困っています"(-""-)"