紫陽花で有名な箱根の阿弥陀寺へ行ってきました。
奥まで車で入れるのですが、健康のことも考えて、車は「ひめしゃらの湯」の手前の小さな駐車場に置いて、ご住職が自ら造られたと言う参道を歩きました。この参道はハナから胸突き八丁の急坂でしたが紫陽花の歓迎を受けながら何とか頑張りました。
参道の道端で出迎えてくれる紫陽花の花
奥の駐車場につくと、そこは俄然視界が開けて箱根が実感出来ました。
箱根の山々の眺望を楽しむ?紫陽花の花
少し歩くと、江戸時代の庄屋の建物を移築したと言われる阿弥陀寺の本堂が現れました。ここには皇女和宮様のご位牌が祀られているそうです。
そして、こちらのご住職は琵琶の名人で、希望をすれば拝聴も出来るらしいとのことですが、いかにも本堂や周囲の雰囲気も様になっている感じでした。
紫陽花の花が良く似合う阿弥陀寺本堂
ぶらぶらと散策をしていると、他の参詣客が本堂に近づいた時、本堂から妙な音が聞こえてきたので行って訊ねてみると「百万遍転法輪」の音だと言われました。これは鈴の代わりになっていて、車輪の周りに数珠が巻いてあって、「一周回すと般若心経を千回唱えたのと同じ功徳があるんですよ」とその人に教えて戴きました。
紫陽花の花に囲まれた聖観音像
阿弥陀寺には紫陽花がおよそ3000株あるそうですが、これらはすべてご住職の手によって植えられたそうです。
この日はガクアジサイが満開でした。
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