参考文献:小倉 広著「アドラー心理学に学ぶ部下育成の心理学」 木村 泰子著「脳のスゴい力を最大限に引き出す方法」
辻 秀一著『一瞬で心を「切り替える」技術』
『社長!ネガティブな社員の発言に手を焼いていませんか?』
会社のビジョン達成を社員の夢目標の達成と同じベクトルにしてしまう!☆☆
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内発的やる気の探求者、石川保幸です!
以前から日本のマスコミでは、こういった報道をよく耳にします。
100年に1度の大不況、デフレがもたらす危機的状況、
少子高齢化、地方の疲弊、財政破綻、医療費の拡大が問題、ets・・・
聞こえてくるのは、恐怖と問題と不信なことばかり、
でも本当に日本の国ってそんなに困ったことばかりなのでしょうか?
確かに問題はあります、それが現実ですが、蛇口をひねればきれいな水が出て、
ほとんどの家にはお風呂がある、街に出れば、ごみ1つない町並みが広がり、
まだまだ、十分人々は親切、海外から来た、外国人がうらやましがる、環境、コミュニティが、そこにはあります。
先進国で、こんなすばらしい環境に住んでいるにもかかわらず、日本では、夢を持つ若者が少ない、
近年そんなことが、世界にも知られることとなりました。
もともと日本人は、遺伝的に、安心を生む脳内物質を有効に使える割合が少ないという、ネガティブな特性のある民族です。
しかも私たち大人が、「仕事は大変だ!仕事はきつい!仕事がうまくいかないのは景気が悪いからだ!
政治、政府が悪い、無能だ」、などと愚痴や、文句ばかり、子供の前で聞かせていれば、
子供たちは、自分の将来に夢、希望を持てなくなって当然だと思います。
そして、こんな子供たちが成長し、企業に採用され、不安いっぱいで入社してくれば、
現在の自分では出来そうにないノルマや、解決できそうにない問題に向き合ったとき、
自分の外側に問題解決を求めて、
「こんな予算絶対に達成できるわけない!」「部長はわかっていない」「社長が悪い」
のようなネガティブな発言をして、周りを巻き込み会社全体に悪い雰囲気を作ってしまいかねません。
では、このような若い社員にはどのように対処すればよいのでしょうか?
『平等神話に別れを告げる、まったく同じ平等な環境を求めてもそんなものは作れない!』
私が27年間所属していたサラリーマン時代の社会では、以前こんな教育がされていました。
「言い訳するな、さっさとやれ!」「優先順位を決めて、効率をもっと考えろ」
「ほかの社員はみんな出来ている、お前だけだぞ!」「やる気を出せ!気合と根性が足りないから出来ないんだ」
「その企画って採算取れるの、根拠の数字を提出して」
「文句があるなら会社を辞めて、自分のやりたいようにやればいい!」・・・全否定ですね!
ここで少し私のサラリーマン時代の実体験の話をしたいと思います。
実はわたしの若いころも、出来ない理由ばかり口にするネガティブな社員でした。いわゆる問題児!
当時私は、某OA機器のメーカー下請けの販売会社で、機器のメンテナンスの仕事をしていました。
この会社は当日故障の連絡を受けて、同日に訪問修理をするという形態をとっていて、
1日平均8件の修理訪問(最高で1日24件)、定期点検の訪問が平均3.5件、部品交換2件程度、
保守契約の販売営業、営業さんと協力して、1ヶ月に5件程度の機械納入プラス、
パソコンネットワークの構築、プリンターの接続、などの業務をこなしていました。
営業の飛び込みで24件ではありません、コピー機、プリンター、印刷機、の修理で24件です、
月訪問も平均で、220件は楽に越えていました。
今考えてもこんな状況下では、お客様の望む形でのメンテナンスは難しいと思います。
この環境の中で、出来ていないのはお前だけ!といわれ当時のわたしは、
すごく視野の狭い、ネガティブな、言い訳を繰り返していました。
原因は、はっきりしていました!、もともと一人で持てるクライアント数の限度件数300件を、
スタッフ6人で保守していたエリア内で、3人の退職者が出てしまいバランスが壊れたところに
新入社員1人の増員だけの3人プラス新人という体制で乗り切るという方針が出てしまったことが発端となっていました。
しかし増員の見通しは、まったくありません、お客様からは、
保守の質と修理訪問の遅さに対する、クレームの嵐が吹き荒れていました。
当時この会社は、退職者が出るのは当たり前の環境でした、
私の同期入社は28人いたのですが、わずか半年で半分の14人が退社してしまう、そんな過酷な環境でした!
早朝の訪問を入れるとメンテナンスの人間で150時間、
営業マンは240時間(毎日2時帰宅)の残業という、
今でいうブラック企業でした、もちろん残業代、休日出勤代は1円もつきませんでした。(メーカー直下の販売会社なのに)
こんな環境でネガティブな考え方に偏り、視野が狭くなっていた私に転機が訪れます。
それまで、君たちの働いている環境は、平等で同じ、
特定の社員へのひいきなどあるわけがない!うまくいかないのは、すべてあなたたちの問題、
経費の関係で絶対に増員など出来ないと言っていた、メンテナンス部門のトップが、こんな一言をもらしたのです。
「お前ら、バカじゃねーのか!学生じゃあるまいし、社会人の仕事に『平等な環境』などあるわけないじゃねーか!、目をかけている部下をひいきするのも人間なんだから、考えればわかるだろ!!」
「査定の目標は平等で同じなんだから、がんばって達成すればいいんだよ!」
普段は絶対に言わないような、本音の「爆弾発言でした!」今聞くと実社会では、当たり前のことですね!
平等な環境なんてあるわけありません!(^_-)-☆
『社員の持っている価値観と仕事の方向性を一致させる事でエネルギーを生み出す!』
この上司の言葉を聴いて、逆に私はすっきりしました、平等でない環境を平等だ!と言われ、
他の人と比べられて悶々としていた、自分が吹っ飛んで、
「なーんだ、やっぱり環境は同じじゃないんじゃねーか、どんな環境でも結果を出せばいいんだ!」と開き直り、
目標の達成のみにフォーカスできるようになり、現状の環境は何も変わっていないのに、
エネルギーが沸いてくるのを感じて自分でもびっくりしていました。
早速業務の洗い出しをし、修理時、会社からの故障連絡を受けるために
現場を離れ公衆電話までいって電話をかけるという無駄な時間と、
(当時、携帯電話は普及前で、ポケベルの対応だった)、
お客様への連絡遅れれによるクレームからおきる、訪問経路、移動時間の無駄、に気づき、
携帯電話を自前で導入することにより業務の効率化を図ることで、
修理件数の削減にフォーカスして取り組むことが出来、修理件数減少で、
余裕が出来た時間を、保守契約の営業時間にあてて、
会社内の保守契約獲得の営業キャンペーンで社内1位も獲得することとが出来ました。
そして、すべてが好転するようになっていきました。
今なら、このときなぜ、上司のネガティブな爆弾発言があったにもかかわらず、
エネルギーがでて、やる気がアップしたのかすべてわかります。
実は、私の価値観は、『周りの人がやらない違うやり方で努力して周りの人以上の成果を挙げる』というもの、
つまり周りの人が出来そうもないというような厳しい環境で、より成果を挙げることに、生きがいを感じるのです、
そして、修理件数削減にフォーカスして、目標設定したことにより、
やる気の脳内神経伝達物質、ドーパミンが放出することにより、より大きなエネルギーが出る状態になったのです。
『社員の価値観を可視化するには特別な質問と仕組みが必要になってくる!』
現在の社会環境は、当時よりもより厳しいものになっていると思います。
しかし、社員の価値観をしっかり把握し、社長のビジョンと、スタッフの夢、目標の共有ゾーンを見つけて、
方針を打ち出すことにより、私のときに起きたのと同じように、社員にやる気と、エネルギーを生みだすことができます。
もしも、あなたのところで働いているスタッフが、外的要因に注目するのではなく、
自分自身の中に、問題を見つけて、いつもその解決方法を、
自分に問いかけるようになったとすると、どんな変化がおきるでしょうか?
そして、うまくいってないことの原因を追究していくのではなく、
目標に向かって一歩でも、前に進むための方法を常に考え続ける、
目的思考社員に変わっていったら、スタッフの行動はどんな風に変わっていくのでしょうか?
そこには、周りの問題にばかり目がいってネガティブな発言を繰り返した社員は、
存在せず、目標に向かって突き進む、エネルギーに満ち溢れた、別人になった社員が存在するのです。
社長!あなたは自分のところで働く社員の可能性を信じていますか?
今はまだ、ネガティブな発言を繰り返す、問題児であったとしても、それは一時的に勇気をくじかれているだけです。
自信をなくして目標に集中できなくなっているだけなんです!
自ら考え、自ら学び、自ら行動する、エネルギー無尽蔵の社員と同じビジョンを共有して働きたいという社長さんは是非、
以下のツールを試して見て下さい、きっとお役に立てると思います。
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