衝撃的な本に出会いました。
私は以前、この理論のことをパートナーから聴いたことが
ありました。パートナーは余程、衝撃的だったのか、何度
となく私に話していましたが、その頃、特に興味を持てませんでした。
ところが、先日、パートナーから、これからコーチとして
やっていく上で役立つと思うから読んでみたらと勧めら
たのが写真の中土井僚氏の「U理論入門」 です。
この本を勧められた時も、私は半信半疑で注文しました。
難解な理論だと聴いていたので、読みにくかったらやめよう
と軽い気持ちで読み始めたところ、吸い込まれるように
「U理論」の世界に入ることができたことに驚きを感じました。
この本は、自分が変容するとか会社の売上が向上する
というようなハウツー本ではなく、人間関係の根源的な
部分の捉え方がヒントとして示されているように感じました。
あくまでも私の個人的な印象なので、読む人の経験や
年齢、職業などで多種多様な受け取り方があると思います。
私がU理論について、ここで紹介しようと思ったのは
次のような理由があります。
私がコーチングするクライアントは、頭でいけないと理解
していても、知らないうちに悪い生活習慣が身に付き、
自分だけは病気にならない大丈夫だという危機感が薄い
方が多いように思います。
私がパートナーからコーチングを受け、生活習慣が改善
された後にあるひとつのことを学びました。
「人間は常に繰り返す」ということです。
つまり、生活習慣が改善できても、それで終わりでは
ないのです。コーチが寄り添い、共にゴールまで辿り着い
たとしても、あなたの生活習慣は日々変化の道をたどり、
常にあなた自身が自分を客観視し監視していないと、
知らないうちに元の悪い生活習慣に逆戻りします。
コーチから離れ、ひとりになったあなたが、自分自身を
客観視できる状態を作るのに、この「U理論」の考え方
が良い方向に導きを与えてくれるのではないでしょうか。
私は、日常生活で、自分が抱いた疑問やストレスを、
U理論に当てはめて考えながら、身近で起こったことを
記事として上げていきたいと考えました。
聞き慣れない言葉が出てきますが、私の事例にリンクを
貼っておきますので少しでも理解して下さると嬉しいです。
前置きが長くなりましたが・・
U理論の中に最も重要な「ソーシャルフィールド」という
概念を示す言葉があります。
ソーシャルフィールドは、畑から野菜を収穫するのに
土地を耕さなければならない土壌の質のようなものだと
この本には書かれています。
ソーシャルフィールドは、次の4段階のレベルに別れています。
レベル1 U理論のステップ1 「ダウンローディング」
レベル2 ステップ2 「観る」
レベル3 ステップ3 「感じとる」
レベル4 ステップ4 「手放す」
更にプロセスを詳細化し、下記の7つのステップとして提示。
1、ダウンローディング(Downloading):過去の経験に
よって培われた枠組みを再現
2、観る(Seeing):判断を保留し、現実を新鮮な眼で観る
3、感じ取る(Sensing):場から感じ取る
4、プレゼンシング(Presensing):源(ソース)につながる
5、結晶化(Crystalyzing):ビジョンや意図を明確化する
6、プロトタイピング(Prototyping):実行、実験によって未来を探索する
7、実践(Performing):新しいやり方、仕組み、習慣として実体化する
中土井僚氏の「U理論入門」から参照
私はまだ「U理論」の入口にも達していませんので、
あなたがもし、この本に興味を持ったら、是非、読んで
みて下さい。そしてあなたなりの解釈で実践して下さい。
きっと、得るものは大きいと思います。
U理論は著者の体験に基づいて書かれているもので
著者と同じ体験や感情が湧くわけではないという話も
あるようですが・・
私は、全て「U理論」を理解するというより、自分が理解できた
部分を自分の解釈で実践していくことが重要だと思っています。
このページの記事は、U理論で学んだことに加え、日々
暮らす中で感じたことを書き加えながら、私が過去に
体験した事例のリンクページになればと考えています。
そして私自身のU理論の手引ページでもあります。
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