当店にも1日数人の宅配さんが、それぞれの会社別に来る。
夜帰る頃にも、近所で配達してるのを見かける。
不在や時間指定など、面倒な道筋など諸々大変であろう。
私は感謝してます。
だから、出来る限り、配達時に飲み物を差し上げている。言葉よりもモノで表している。
■ そんな彼等(全体か一部かは不明)でも問題を提議している。
フリーランスなのに、朝から晩まで拘束され、休みがない。
1日200個配達するように言われる。
収入が不安定である。
【彼等の叫びに関して私は特に批判的なこと】は言いたくないが
自営業の立場からは・・
■フリーランスとは、元来、収入は不安定は決まっている。
自由に出勤、仕事が出来るなら、そういう仕事を選べばよい
どう考えても、人で不足の業種に行けば、自由などないと思う。
自営業の立場から言えば、配り切れない仕事量があるだけである。
無いよりは良い。
とても「フリー」ではない。世の中それほど自由はない。
だったら「嫌なら辞めろ」である。
少なくとも、始める前は「単価X個数」=1日売上げー経費 も目算があった筈だろう。
自営業もフリーランスも何も変らない。
「自営業者の多くは、フリーランスよりも借金や家賃や義務感に圧されてる」
何の保証もないのは同じ。(笑)
■ 私は深夜に高速移動を度々する。 深夜の高速道路は、殆どトラックやハイエースである。時に「軽自動車便」を見かける。
ナンバーを見るととても遠距離である。運転手も年輩だ。伝票を繰りながら運転してる。
みんな、それぞれの人生を運んでいる。
「大変だなあ、安全に・・」と思う。
単純に「グタグタ言うなら、嫌なら辞めろ」とも言える。
辞められぬ人生もある。
誰も夜中に走りたくはない。
「フリーランス」=孤独である。支えてくれるものがない。
「サラリーマン」は安定だが、楽しい人も少ない。
「アーチスト」はもっと厳しい現実がある。
自由であることは、孤独であることである。そして忘れてはならない大原則。
【自由】=【不平等】なのだ。
人間は泣きながら生れ出る。
それはこの人生が苦悩に満ちてるからである。
(シェークスピア)