朝一番に珈琲の生豆を洗うわけですが、天気次第なんです。曇り空でこれから晴れてくれるだろうか?いや雨かな?と判らないと大量には干せませんから
少量で終わることもあります。
写真のような感じで500Gを3つ焙煎教室用に準備です。
焙煎教室では、一般に難しいといわれるガテマラやコロンビアのSHB、つまり硬い豆を初めての方に焙煎していただきますが、それを今まで買っていたお店の豆と自宅で比べてもらってます。(焙煎の最終の取り出しタイミング指示だけは当方が)
実は、その道、何十年の店よりも、今日が始めて方が焙煎した【良質な豆】の方が断然美味しいと誰もがおっしゃいます。
昔から業界では、
生豆6割
焙煎3割
抽出1割
だから、どう、しくじっても7~80点はある計算です。
ストレートの場合です。深煎ブレンドで、焙煎後時間で熟成させて、尚且つ香りつけに浅煎りを加えるブレンドでは残念ながらスグに比較出来ませんが、そもそもブレンドは単品の組み合わせです。
■良い豆は良い資質をもっています。
つまり、浅煎り、中煎り、深煎りとどの段階でも、それぞれ違った個性が出てきて楽しみながら飲めます。ダメ豆は中途では不味いから深く煎るっていうのが手段しかありません。
兎に角、自分で焙煎して、それぞれの段階のサンプルを抜き出して飲めば誰でも判ることなのです。通り一辺倒のこの国の豆はこの焙煎だという単純なことではないということ、酸味・甘み・苦味は段階に出せるのです。
当店では焙煎機を使ってそれを確かめてもらってます。
一度も焙煎したことがない方でコーヒー通のかたは是非体験してください。兎に角、焙煎は簡単なんです。
コーヒー業界の常識は世間の非常識
産地偽装、一番多いのは等級偽装だと思います。