サードオニキスは、カーネリアン同様、カルセドニーの仲間で元をたどればアゲート(瑪瑙)の一種です。
カルセドニーとアゲートは同じ鉱物で、模様がないものを「カルセドニー」、模様のあるものを「アゲート」と区別しているようです。
例えば、サードオニキス=アゲート。カーネリアン=カルセドニー。といった感じです。
色や模様によって呼び名も変わるんですね。
サードオニキスには同じ模様は一つとしてありません。
そこから、すべての人との縁を大切にすると言われています。
サードオニキスは夫婦の幸福や結婚運を象徴する石として知られています。
邪を退け幸運を招く石とも言われています。
丸く研磨すると研磨面が眼のように見えることから、赤天眼石とも呼ばれています。
サードオニキスの語源はギリシア語で『sard( 茶色)』『onyx (かぎ爪)』が由来しています。
和名では、紅縞瑪瑙(べにしまめのう)と呼ばれています。
サードオニキスの意味
天然石サードオニキスは、友愛と信頼を築き、夫婦や恋人・親子や兄弟などの愛を深い絆で結びつけてくれる石と言われています。
サードオニキスを家に置いておくと、家族を病気から守ってくれるとも言われています。
思いやりの気持ちを持たせてくれ、周囲にも幸福をもたらしてくれる石でもあります。
8月の誕生石としても有名なサードオニキスですが、1月25日の誕生日石でもあります。
他の天然石と組み合わせることで、家族運などの運気をアップさせてくれるでしょう。
★ちょこっと知識★
新約聖書の中に、都の城壁の土台は、あらゆる宝石で飾られていたと記述されています。
その宝石は東西南北含め12種で、その中の北の宝石の1つがサードオニキスとされています。
日本では、出雲大社で奉られている御神体は巨大なサードオニキスで出来ていると言われています。
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