日記

主にギターやカメラの事について書くメモ

2020/02/07

2020-02-07 16:53:00 | 日記
8×10カメラもまだ出来上がりそうにないので、4×5 カメラの話でも書こうかと思う。

私の使っている4×5カメラは、(株)長谷川製作所製HASEMI4×5である。
この会社は、いつまで存続していたのか、全く判らないが、住所は東京都千代田区神田錦町2-3だったようだ。

このカメラは、非常に軽く本体重量が、2Kgに満たない為、持ち運びが非常に楽である。

木材には、北海道の朱理桜という木が使用されており、堅牢且つ軽量である。

当時は、木場に運ばれて来た朱理桜を、会社の天井裏で、最低でも3年は、寝かせて乾燥させてから、カメラのメイン構成材料として使用していたようだ。




去年、知人より、ホースマンL45と、フォルダーを大量に戴いたが、ホースマンは、レール式の4×5の為、とても重く担いで外に持ち出す事が出来ずに困っていたのだが、ヤフオクでワンオーナーの程度の良いHASEMIを見つけ2万円程度で落札した。

2020/02/05

2020-02-05 22:45:00 | 日記
今まで、ディアドルフ社製の8×10カメラで撮影していたが、かなり重く電車など公共交通機関での移動が困難である。

今回長岡製作の長岡さんが、引退を考えていると言う事を動画で知り、急遽、去年の年末に長岡製作所にて、8×10カメラを注文した。

今後、そのカメラを持ち歩き使用するにあたり、新たにブログを書いて行こうと思う。

下の写真は、Kodak社製のCommercial Ektar 14in/f 6.3 (360mm)であり、8×10カメラで使用すると、35mm換算でおおよそ、50mmと同等の画角になる。

このレンズは、最速のシャッタースピードで、1/50、絞りは、開放がF4.5〜F32までとなっている。





購入したレンズは、ガラスは、綺麗で純正レンズフードが付属していたが、シャッターの調子が悪く、シャッタースピードを変えても常に、1/50でシャッターが切れてしまう。
私が思うにスローガバナーが機能していないと思うのだが、自分ではどうにもならないので、長岡製作経由で修理に出した。

レンズボードも14cm角と大きく、ジナーボードが付いている。
勿論、ジナーボードでも問題無く使用可能であるが、汎用性の高いリンホフボード(9.6x9.9cm)に付け替える予定である。

私が購入したレンズの銘板にRIと記載されている。
この表記は、Kodakの管理シリアルNo.であり、以下の様に番号に規則性がある。
CAMEROSITY
1234567890
なので、RIは、1958年に製造された事になる。