私が竹細工を習っている公民館で昨日と今日、色々なサークルの集いがあり、私達の彩竹会も作品の展示を行った。
その前日に作品を持ち寄り仲間と準備を行ったが、和気あいあいでこれもまた楽し!
全部で50点余りの作品と作者の名札を並べて準備完了!
竹細工のウエルカムボードでお客様を歓迎。
準備万端である。
今日は沢山の来場者で賑わい、作品に対する評価も上々だった。
折角の機会ですので、作品の一部を紹介します。
これは先生の作品「多紋様透かし網代網花籠」です。
全体ではどの様になっているのか分からないので、一部を拡大撮影してみました。
漆で染めた細いヒゴで組み上げた花籠は、精緻で複雑な模様を生み出しています。
これは私の作品「蓋つきかご」で、初心者の私には大変難しかったが何とか
出来上がりました。
これも私の作品でかなり力強い姿をしていますが、作りは簡単な部類になります。
実用的で丈夫な「盛りかご」になりました。
これは手提げ籠で、妻から次はこれを作って欲しいとリクエストを貰っています・・・結構難しい作品です。
何時出来上がるか分かりませんが挑戦中です。
無双籠で、柔らかい曲線が良いですね!
束ね編み花器で、何時か作ってみたい作品です。
一番手前は「透かし花籠」ですが、立体的な透かし模様が面白い。
立体的になっている透かし部分を拡大しました。
見る角度によって模様が変わります。
これも中々手の込んだ花籠「彩」です。
彩もさることながらデザインも素晴らしく、複雑で難しいです。
リバーシブルトレーと言う事で、裏は全く違うデザインになっています。
一部をご紹介しましたが、それ以外もレベルの高い作品ばかりです。
教室では同じ作品を作る事は殆どありませんが、出来上がった作品を見て同じ物を作りたい時は、その人に教えを請いながら作ります。
車旅で竹細工教室を3ヶ月近く休んでしまった。
そろそろ竹細工作品作りに復帰しようと思っています。
これに使用する手作りの道具も展示したらもっと手掛ける人が増えませんか?
(笑)
素人の私は、竹の籠類には「昔の普通の道具」という思いがあるので、実用的な形のものや技術的に高度で精密なものより、大胆にデザインされた作品に目がひかれます。
横から見た盛籠は力強くて良いですね。
無双籠は曲線が見事だし、束ね編み花器は古墳時代を連想させます。
ふくろうさんが言われるように、道具や製造工程も展示したら面白いでしょうね。
この教室の皆さんレベルが高いです。
しかもヒゴ作りから行う教室は少ないです。
おっしゃっている様に来年はヒゴ作りの道具とその実演や、小物作りの実演をやろうかと話し合っています。
作品の出来上がりの良し悪しは8割がたヒゴ作りで決まると教わりました。
次に挑戦している手提げかごのヒゴ作りでかなり苦労しました。
半分は失敗しながら作りましたが、それでも満足するヒゴは少ないです。
ヒゴは 幅:3.0mm・厚さ:0.3mm・長さ85cm以上ですが、真ん中に節があります。
節をっ削りすぎるとそこから折れます。
美しく仕上げる為には節が目立たない方が良い。
その兼ね合いが難しかったです。
奥様への手提げのプレゼント、さぞかし喜ばれたことでしょう!!
3年も待ったのですか!?
車旅や仲間とのオフ会などで、教室を半分程は欠席していますので、私の場合も何時出来上がるか分かりません。(笑)
実用的な作品が大部分です。
花籠も全て使えるのですが、我が家にはそれを置く場所がありません。( ノД`)シクシク…
妻からリクエストされた手提げかごも、出来上がったら使って欲しいのですが・・・?
今回展示した私の盛りかごや蓋つきかごも日常的に使っていると、色が良い具合になると言われています。