写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

2022年春の車旅・26日目(高千穂峡散策)

2022年05月10日 | 木工・竹細工

高千穂峡の朝は曇り空。

心配していた天気だったが、何とか傘を出す事はなかった。

駐車場では昨夜の神楽でみた天鈿女命(あめのうずめのみこと)の石像が微笑んでいた。

天岩屋戸から天照大神を誘い出す為に、天鈿女命が衣をかなぐり捨て面白く踊り、集まった八百万神々が大笑い。

天照大神がその賑わいに誘われ、岩戸から出るきっかけを作ったそうだ。

これが史上初めてのストリップショーだと言う人もいる。

今日の午前中は高千穂峡に架かる鉄橋の上を、窓のないオープンタイプの列車で走る「高千穂あまてらす鉄道」に乗った。

小さな機関車と連結されている2両の客車は、まるでおもちゃのようだ!!

フルオープンの客車からの眺めは、遮る物が無い。

鉄橋の上から見る深い渓谷と迫る山並みの景色は中々のものだ!!

左側の白くブツブツと見えているのは、この列車から飛ばしているシャボン玉である。

少しでも盛り上げようと考えたのでしょう!!

高さ105メートルの鉄橋の上で停車し、運転手からユーモアに富んだ説明がある。

走行中は立ち上がれませんが、鉄橋の真ん中で停車している間は立ち上がり写真タイムです。

トンネルの中ではイルミネーションを映し出す演出も!!

この後は高千穂一番の見所である、高千穂峡に行った。

渓谷と真名井の滝と浮かぶボートは絵葉書のようだ。

何度か見ているので、早々に退散。

次は、この地方で獲れた「ヤマタロウガニ」(モズク蟹)が食べられるお店を訪ねた。

蟹を丸ごと潰して濾し、豆腐と三つ葉またはセリを入れ醤油味で調え煮るだけだが、濾したカニの身がフワフワとなり蟹の味わいが際立ち、たまらなく美味しい。

これは妻の実家(陸前高田)でよく食べていたが、蟹を捕まえ料理してくれた父はもういない。

この蟹の食レポをテレビ放送で見て、もう一度食べてみたいと訪れた。

そのお店は宮崎県の日之影町と分かり、何とか探しだした。

そこは居酒屋で女将に経緯を話すと、その蟹の季節は秋で今は食べられない事が分かった・・・残念!!

思い出の料理でもあるが、諦めるしかない!!

蟹のお店を探している時、日之影温泉駅の案内板を見つけ気になり立ち寄った。

今は廃線になりレールも無くなっていたが、宿泊できるよう改造された車両が置かれていた。

人気が有るそうだ!

駅舎に温泉があり、ホーム跡には足湯が設置されていたが人影は全くない。

そばの川には沢山の鯉のぼりが泳いでいた。

これだけ泳いでいると壮観である。

街中の日帰り温泉ばっかりだったので、小さくひなびた日帰り温泉は何となくホッとした。

その後は塒に向けて移動。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (写楽湯遊)
2022-05-10 22:20:06
ふくろうキャンカーさんへ
高千穂あまてらす鉄道、是非乗ってみて下さい。
30分程ですが、それなりに楽しめました。
日之影温泉駅への道、地元の方に教わった道を走りましたが、対向車が気になる様な道ではありませんでした。
蟹の話は季節が秋と言う事で、鮭を諦めて九州に・・・その時期、九州は暑いですね!!
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Unknown (ふくろうキャンカー)
2022-05-10 21:59:41
オープンタイプの列車があるのは知りませんでした。
次回は是非乗ってみたいですね。
日之影温泉までの道路、対向車はありませんでしたか?、避ける場所もなく気が気で無いでしょう。
例の蟹の件ですね、残念でしょうが次回の楽しみに取っておいて下さい。
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