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Retro-gaming and so on

偽典・女神転生 東京黙示録


そもそもアトラスの女神転生シリーズは物凄い数が出ております。いつか紹介したいと思いますが、ざっと言ってもファミコン版の初代メガテン、スーパーファミコン版で始まりPS2、3DSと続く真・メガテン、そして外伝的作品のメガテンIFとDS版ストレンジジャーニー、それにこのラストバイブルシリーズ、SFCで出た魔神転生ⅠとⅡ、DSやPS2でリリースされているデビルサマナーシリーズそしてペルソナシリーズ、アバタールチューナーシリーズ等とても1回では紹介できません。少しずつ紹介していきますね。 

そう、シリーズはいつの間にやら分岐しまくってて、もはや原作小説なんてあったんか、的にまで膨れ上がってしまってる。
ダサいメディアミックスから始まった(笑)このシリーズがこんなに成長するなんて誰も予想してなかっただろう。

ところで。
実はこのシリーズ、本当の意味での外伝中の外伝が存在する。
っつーか、レトロゲームは素敵だな🤩氏が大体プラットフォーム込みで大まかに紹介してくれているが、実は指摘しないと誰もが忘れ去るだろう、ホンマに外伝中の外伝だ。

その名を偽典・女神転生 東京黙示録、と言う。


アトラスの女神転生シリーズは徳間書店が仕掛けたメディアミックスの一環としてファミコンで生まれた(販売元は当初ナムコだった)。
そしてそのままスーファミで真・女神転生シリーズが始まったが、どういうわけか、その後、アトラスは当時の任天堂の家庭用ゲーム機以外にもこの真・女神転生を移植する。



噂では、任天堂が当時のサードパーティと契約する時、スーファミ以外のマシンには移植をさせない、と言う契約事項を含んでた、と言う話だが、どういうわけか、アトラスは真・女神転生をPCエンジンとセガのメガCDへと移植している。
そんな中、NEC PC-9801用に女神転生が出る、と言う話になって、少々驚いたモノだ。しかも、今までと違って新作シナリオだと。
しかも発売元が、今度はアスキーだと言う。



実はこの頃、真・女神転生がTRPG化しており、その発売元が当時のアスキーだったわけだ。
その関係上、偽典・女神転生はアスキーからリリースされる事となった。
そしてそれが指し示す事は、偽典・女神転生はコンシューマ版とは違い、言わば「真・女神転生のTRPG」のビデオゲーム化を目論んだ模様である。
ある意味志は高かったのだが・・・・・・。



まぁ、元々、アトラスと言うメーカーが作るゲームはバグ含みでリリースされる、と言う不名誉な評価をスーファミ時代に得ており、このPC-9801版偽典・女神転生もバグが大変多い模様である。
かつ、かなりモッサリした作りになっており、志の高さに反して市場評価は極めて低い、と言わざるを得ない。



僕?バグが怖くてやってません(笑)。
っつーか、殆どPC-9801末期にリリースされたゲームなのだが、バグりまくりのゲームを出す、って辺り、ホント終わってる、ってカンジである。
(もっとも、アトラスに限らず、元々PC-9801のゲームはコンシューマ機のゲームに比べるとバグが多すぎるが。)


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