ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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昔聞いた38-2トラのオープンデッキ

2019-02-04 | ★日記

先日、押入れの奥から昔懐かしいカセットテープが出て来た。

久し振りに聞いたらほとんどが学生時代のものだった。

あの頃楽しかった事が、昨日の事のように思い出されて懐かしかった。

 

そう言えば、実家に昔使っていたアープンデッキやテープを置いている。

若い頃はオーディオに夢中になって金がないのにいい音を追い求めていた。

じっくりいい音で聞きたい曲は、カセットテープではなくて大型のテープデッキに録音した。

40年以上前のものだが、実家にそのままホコリがしないようにビニル袋に包んで置いていたものを、自宅に持帰った。

昔 38-2トラ(サンパチツートラ)と言っていたもので、テープの速度が38cm/sec と高速で最高のアナログ録音だった。

いい音の代名詞的に使われていた。

 

 

そのデッキに使うのが10インチテープと言ってテープも高かったが、今から聞くぞと覚悟して取り出す。

聞こうとするテープをデッキに掛けて、テープの端を巻取り側のリールに掛ける。

とても簡単に聞けるものではない。

そんなテープも重いのでデッキと一緒に7~8本ほど持帰った。

 

 

一番大きな38-2トラの10インチテープは長さが1,100mもあるが45分しか録音出来ない。

その右横は同じ45分だが、簡単に聞けたカセットテープ。

右下は今のジルに積んでいるiPodで、一番小さいくせに1,420曲も入れている。

今では、テープに録音することもなく、携帯や音楽プレーヤにデジタルで入れる。

録音という言葉は使わない。

40年前からすれば大きく変わって便利になった。

 

 

さすがに、数十年間動かさなかったので、グリスが固着してうまく動かない。

何とか動くように一つ一つバラして油をさす。

 

 

キャプスタンはデッキの心臓部なので丁寧に分解して注油。

 

 

モーターのMPコンデンサーが容量抜けでモーターの回転が一定でない。

取りあえず適当なコンデンサーを抱かせて安定走行できるようになった。

 

 

どうにかうまく動くようになった。 

 

昔、録音した音楽が部屋中に響き渡る。  

コーヒーを飲みながら、久し振りに昔の音に聴き入った。

 

 

あの頃はいい音で聴くのに苦労を惜しまなかったが、今では誰でも簡単にいい音で聴くことが出来る。
こんな小さな音楽プレーヤーに1400曲以上も入る。

 

 

数十年ぶりに昔ーのテープを聞いたが、今聞いてもいい音だと思う。

テープをじっくり聞いて、とても満足。

最新の音楽プーヤーも便利でいいが、時にはこんな風に昔を思い出して聞くのもいいもんだ。

 

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コメント (2)
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