3月早々から、今日はちょっとめんどくさい話。
先日リン酸鉄リチウムバッテリーの充電コントローラーの配線替えをおこなった。
これはその充電コントローラーだが、バッテリーの電圧で充電回路を切断するものだ。
このコントローラーにはリレーが内蔵されているが、容量が不足するので外部にパワーリレーを用いているが、誤ってそれを焼いてしまった。
そのリレーはキャンカーの配電盤の片隅に取付けている。
この黄色の線(容量確保の為に3接点に分割)がソーラーパネルからコントローラーへ向かうラインだが、それを開閉する。
もう一本の黒い線は昇圧型の走行充電器 (60A) をコントロールするもの。
数日前に充電コントローラーの配線替えを行ったときに、テストでコントローラーをガチャガチャ動かしてリレーの開閉動作を行った。
時刻はちょうど昼前。
少しして、車内に何となく樹脂が焼けるような匂いが立ち込めた。
調べた結果、このパワーリレーの接点の一つが焼けていた。
リレーを外したらソケット部分にも焼けた後がある。
リレーを裸にしたら、接点が溶着していた。
少し力を入れたら外れたが、リレーをオフにしても溶着しているのでその一つの接点の接触抵抗で高くなって発熱して焼けたと思われる。
ソーラーからの電圧はパネルを3枚直列にしているので、このときはDC100Vで5Aくらいの電流。
昨年の春からこの状態で使っている。
リレーの一つの接点容量はDCの場合100Vで10Aとなっている。
ただし、これはリレーが閉じた状態で流せる電流。
リレーの説明書での開閉容量の最大値を調べると、DC100Vのときは0.7Aしかない。
これはメーカーの保証値なので実際はこの2倍程度は大丈夫だとしても少ない。
ちなみにACだったら抵抗負荷の場合10Aとまったく違うのが分かる。
ある程度は考慮して3接点を使っていたが、ガチャガチャ動作させたときにチャタリングを起こして一つの接点が溶着したのではと思われる。
リレーをオフにしても接点が離れず接触抵抗で接点が焼けたようだ。
しかし実際の運用は、ソーラーの発電量が大きい時間での接続を避けた方が無難のよう。
接点が閉じればかなりの電流が流れても問題ないが、ホットな状態での接続は控えたほうがよさそうだ。
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DCのSSRは接点がありませんからスパークキラは不要ですが、ソーラーで700Wの電流を流すと相当発熱します。
ヒートシンクは必需となり電力が熱に変わるのを実感しますからおまりおススメできません。
以前にバッテリープロテクターでも検討しましたが、損失が大きいのでMOS-FETを使っています。
そうしたらスパークキラーも必要なさそうな気がしますがいかがでしょうか。
昔からLY4等のリレーはよく使っていますが、接点溶着もこれに限ったことではありません。
ただ、私と同じように試している方もおりますから、こんな事も起きる可能性があると知っているだけでまったく対処の仕方が変わります。
記憶の片隅に残っていればいいと思っています。
トラブルですかオムロンのリレーは
中に特殊なオイルが入ってて接点が焼けないと読んだ記憶があります
通常の使用では大丈夫でしようね
昨日も今日もキャンカーに籠っていました
車のなかはカオス状態です
少し特殊すぎて、ほとんどの方は理解できないかも知れません。
私は、半分記録のためにも書き残しています。
今回のトラブルで改めて調べ直したことで、DC電流に対して少し認識を新たにできたことは良かったと思います。
3つに分けているのにどうして1つだけが焼けるのかわからないです。
私の許容範囲をはるかに超えています。(笑)