先日、ZIL520の走行充電器の容量不足をブログにあげたが、今回は60Aの走行充電器の計画。
サブバッテリーを600Ahにして冷蔵庫と冷凍庫を積んだが、今年の北海道は雨ばかりでソーラーからの充電が思うように出来なかった。
走行充電器は30Aあるが冷凍庫、冷蔵庫を稼働しながらだと600Ahのサブを充電するには少ない。
この経験を元にして走行充電器を計画する。
これは、サブバッテリー用の14.4Vに設定した30A走行充電器。
15AのDC-DCを3パラで軽く使って30Aとしている。
サブサブバッテリーに充電する場合は、サブとリレーでパラに接続してこの充電器で充電している。
今回使用するのは、1ユニットで20A取れるDC-DCコンバーターを3パラで使う。
3パラで使うと 20A×3=60A取れる計画だ。
数字で示すと簡単だが、実際に大電流のユニットを組むのは色々注意が必要だ。
配線だけでなく、端子台、ビスの緩みなども簡単に発熱する。
一つで20A取る場合は、どの程度のファンが必要かをテストする必要がある。
さらにはユニットについているヒートシンクだけでいいかの検証も必要だ。
テーブルテストで動作させてみる。
ジルのオルタネーターの代わりに40Aのスイッチング電源を使用して、サブバッテリーの替わりに電子負荷を使用する。
配線は、実験なので手元にある適当な線を使用した。
10A出力ではヒートシンクの温度は40度を越えるが、ファンは無くても良さそう。
15Aではかなり発熱する。
実際にジルのサブバッテリーに接続してテストする。
サブとサブサブバッテリーはパラでつながった状態で、充電器の出力を20Aに調整する。
スイッチング電源の出力は22A程度。
充電器の出力は20.3A
スイッチング電源から充電器には22A流れている。
10分後のヒートシンクの温度は50.5度。さらに10分経過すると58度まで上昇。
少し大きい風量が倍くらいのファンに取替えたらヒートシンクは42度で収まった。
他に大きなアルミのヒートシンクを取付ける必要もなさそうだ。
簡単な測定では、このDC-DCの10A出力時の効率は95%程度で、20A出力時は93%程度だった。
基本的な事が決まったので、このユニットを3パラで使えばうまくいきそうだ。
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一番簡単な対応がエンジンを掛けて走行充電ですよね
ただ、アイドリングでは中々充電も進まない
DC-DC コンバーターでアイドリングでもサブの万充電に持ち込むのは得策ですが
何しろ、大電流ですから配線や冷却も大事ですよね
私も走行充電の強化を図りたいです
ユニットの入手先、仕様もインフォメーション下さい
m(_ _)m
今のところ自作するか、ユニットを入手するしか方法がありませんが、それもある程度の知識と測定器が無いとパラでの運用は難しいです。
下手をすると火災になったりと問題がありますね。
教えていただくのも大変ですが、考え方や作り方を普通の人にも少し分かるようにしていただけると助かります。
キャンピングカーの配線も色々やっていますし、ハンダコテも有ります。
でもやはり難しいでしょうね。
毎回製作過程が無くてすいません、反省してます。
今回は少し分かりやすく書くように努力します。(笑)