今日は最近のお買い物からひとつご紹介。
イギリス人自動車画家の巨匠、Barry Rowe の画集
Atmosphere And Light: The Automotive Paintings Of Barry Rowです。
以前から欲しかったのですが、なかなか良い値段だったの延び延びになっていたんですが
先日ヤフオクに出ていたのを見つけ格安!で落札できました。
表紙は名勝負として余りに有名な1957年ドイツGPのファンジオとホーソン。
1500冊限定、サイン入りで青山にあった某洋書店の27000円の値札がついていましたが(笑)
本のタイトルの通り〝光と影の織りなす印象的な画風と空気感。
ビンテージカーからルマン、タルガフロリオなどのクラシックレースまでいろいろなテーマで描かれた
多くの作品がありますが、私が最初に知ったのはあのペブルビーチ・コンクール・デレガンスの
公式ポスターでした。
ペブルのポスターは昨年亡くなった巨匠William A Motta 氏など昔からいろいろな自動車画家が手がけています。
これはミネルヴァとラゴンダが描かれた1998年のポスター。
こちらは1938年のミレミリアでアルファ8C2900を駆る名ドライバー2人。
クレメンテ・ビオンデッティとカルロ・マリア・ピンタクーダ です。
こうゆうテーマはボトル1本空けられるくらい大好きです、いいですねえwwwwwwww
そして同じ38年、こちらはモナコGPのスクーデリア・フェラーリのピット。
腹が立つほど上手いのでコメントのしようがないのですが、ペブルビーチに行かれた友人のある方の話では、彼のペブルの作品のギャラは1点500万!だとか。
巨匠ならでは、ですが公式ポスターもebayなどでは2〜5万がざらなので、欲しいのは沢山あるのですが
気軽に手が出ません。
それでもチビチビ飲みながらこの画集をめくるのが、最近の寝る前のお楽しみとなっています。
こりゃあ、素敵な画集をゲットされましたね。表紙がファンジオのマセラティ?でまた絵と構図がいいなー。
クルマノエホン・コレクションは当然画集も対象になりますが、でかいし重いし何と言ってもお値段が…
私は画集らしい画集といえば、翻訳本ですがピーター・ヘルクの『栄光の自動車レース』くらいしか持っていません。
https://ehonkuruma.blog.fc2.com/blog-entry-293.html
これも完本を漱石1枚でゲットできた掘り出しものだったのですが、狙った獲物を格安で手に入れたときの爽快感はたまりませんね。
自動車趣味人も減ってきて、世代も変わり、こういう貴重本が放出される機会が増えているのですかね。ひろポンさんのように価値のわかる人に渡ればよいのですが。是非大事にされてください。
これは良い本ですよ。
通販サイトでも1万ちょっとで売ってますし買って損の無い内容ですので見つけたら是非どうぞ。
このあともう1冊素晴らしい本を買ったのでそれはまた後日。
ヘルクの本は発売当時20000以上で買った記憶が。彼の名前は50年前、高校の時に親を説得して受けた某社フェーマス・スクールという絵の通信講座のテキスト本で知って、以来ファンです。
こういった自動車趣味を理解してくれる人が年々少なくなっていくことは残念ですね。