同じ倶楽部のメンバーで昔レーサーで超絶モデラー、世田谷模型車庫のMさん。
以前こちらでも紹介した1/12のローラT70 MK2や、コジマF1に続く新作が届いたので紹介させていただきます。
一連のシャパラルの最終モデル、インディーカーのシャパラル2K!です。
1979年に登場しINDY500ではアル・アンサーのドライブで104周までトップにいながらリタイヤ。
翌1980年はジョニー・ラザフォードがドライブし彼に3度目の優勝をもたらしました。
イエローサブマリン、インディーカー最初のウィングカーでもありますね。シャパラルの中で最も成功したマシンと言えます。
スケールは1/24、例によってカウルなどプラ板によるフルスクラッチ!
タイヤのみAMTのキットから流用だそうです。
2Kの独特なプロポーションが見事に再現されています。
エンジンカバーの中もご覧の通り。
コスワースDFXのミッション上に置かれた巨大な〝かたつむり〟、インディーカーのエンジンは迫力満点で模型映えがしますね。
リヤウイングの付け根にある黒い筒はエアジャッキです。
赤黒のピンストライプなどデカールはPCで作ってレーザープリンタで出力。
テキサスのシャパラルミュージアムで展示されているのと同じようにディスプレイ台まで作ってしまったとか。
今年も静岡ホビーショーは中止になってしまいましたが、再開されたら是非〝伝説のモデルカーコンテスト同窓会〟ブースでご覧になってください。
コメントありがとうございます!
ペンスキーってあれ2Kには全く似ていないし、DFVと言っても他のローラやマーチのキットのほうが良いと思うんですが何故でしょうねえ?
カウル全部フルスクラッチというのは難易度高すぎですね。
ま、世田谷模型車庫さんは手でプラ板しごいて全部作っているんですが!
エンジンとマニフォールドはAMTのIndycar のキットのパーツがベース。
カムカバーは何かのジャンクのDFVで、クラッチハウジングから後ろはプラや金属素材から自作だそうです。
実車のリサーチから含めて凄いですね。
これはまたすごい作品ですね。
流用したのはタイヤのみとのことですが、エンジンもスクラッチなのでしょうか?
スクラッチで作るテクニックも素晴らしいですが、資料がないとなかなか大変ですよね。
いやぁ、良いものを見させていただきました(^-^)