COVID-19関連の「風評被害」については以前にも述べたのだが
医療界にも「いじめ」や「故なき差別」に遭遇、困惑したり悲しい思いをしておられるようだ。それが、ご家族にも及んでいるのが何とも悲しい。
医療関係者は、国民を感染から守るため、前線から帰還してきた「疲れた兵士」を手厚くもてなして当たり前だと思うのだが・・・・
https://jadm.or.jp/sys/_data/info/pdf/pdf000121_1.pdf
要点だけをまとめると
COVID-19 の蔓延を受けて、現場に参加した本学会員をはじめとする様々な医療関係者は、健康管理および相談や、医療救護班活動、重篤化する症例の搬送業務、搬送調整業務、処方薬調整、外来や入院患者さんの対応などに尽力しています。もしこうした活動がなかった場合には、より多くの乗客・乗員が重症化し、人命が失われた可能性が高いことは想像に難くありません。
しかし、現場で人命を救うために自分の身を危険にさらして活動した医療者の中から、職場において「バイ菌」扱いされるなどのいじめ行為や、子供の保育園・幼稚園から登園自粛を求められる事態、さらに職場管理者に現場活動したことに謝罪を求められるなど、信じがたい不当な扱いを受けた事案が報告されています。当事者たちからは悲鳴に近い悲しい報告が寄せられ、同じ医療者として看過できない行為であります。もはや人権問題ととらえるべき事態であり、強く抗議するとともに改善を求めたいと
考えます。当学会としては今回の不幸なウイルス蔓延状態が一刻も早く収束することを願うとともに、人道的活動に参加された全ての方々に対して心より敬意を表します。偏見や先入観に基づく批判が行われることは決して許されず、また万が一健康被害が発生した際の補償に不安がないような対応を、広く社会に求めます
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