『新型コロナワクチン 筋肉注射の方法とコツ』日本プライマリ・ケア連合学会 ワクチンチーム監修
これを機に、筋肉注射が日本に広まっていけば良いなと筋注好きの私は思っています。
HPVワクチンや帯状疱疹ワクチン(シングリックス)、肺炎球菌ワクチンワクチンの一つであるプレベナー13の小児以外への接種は筋注のみ可能です。
B型肝炎ワクチン、A型可燃ワクチン、成人用肺炎球菌ワクチンのもう一つニューモバックスNPは、皮下注または筋注となっています。
インフルエンザワクチン、日本では皮下注のみですが、CDC (Center for Disease Control and Prevention)では A型肝炎、B型肝 炎、インフルエンザウイルス、DPT、DT 等のワクチンでは筋注を推奨している。
皮 下注と筋注とを比較した過去の文献では、その多くは皮下注によるワクチン投与群の方が副反応の点で優位に多かったと報告されてい ます。パンデミック 2009 インフルエンザの輸入ワクチンにおいても、皮下注と筋注の比較では前者の方に局所の副作用が多く、ま た、抗体産生の点でも、ワクチンの種類にはよるものの、筋注の方が良好であるとの報告が多いです。例えば、インフルエンザワクチンに関す る皮下注と筋注による抗体産生と副反応を比較した文献では 、腫脹や圧痛などの局所の副反応は、皮下注群で優位に多く、抗体産 生も筋注群で優位に高かった。またB型肝炎ワクチンにおいても同様の結果が得られているます。
筋注が世界のワクチン接種の主流であるのに、何故日本国内で筋注が避けられてきたのか。理由として、薬剤筋注投与による大腿四頭筋短縮症が社国内で会問題となった時代背景があ ります。しかし、原因薬剤として当時問題となったものの多くはワクチンではなく、抗菌薬やメチロン(スルピリン)などの鎮痛剤の筋注 投与であした。この大題四頭筋短縮症の問題から、筋注それ自体が問題であるという考えが定着していったために、ワクチンにおいて も日本では筋注投与に慎重な判断をとっているようです。
日本の常識 筋注忌避 は、世界の非常識 です。そろそろ、筋注の方が効く、そして副反応も少ないワクチンは、筋注にするべきでしょう。少なくとも皮下注射または筋肉注射にしていただきたいと思っております。
何度も繰り返して言いますが・・・筋肉注射が痛いなんて嘘ですからねぇ!
注射が痛い理由は、他にあるのですから。当院(田原本町 坂根医院)では、27G19㎜の注射針で皮下注、筋注しておりました。それで問題ないと思っております。ですが、この動画では25G25㎜を使ってますね。
注射が痛い理由は、他にあるのですから。当院(田原本町 坂根医院)では、27G19㎜の注射針で皮下注、筋注しておりました。それで問題ないと思っております。ですが、この動画では25G25㎜を使ってますね。
私は19㎜の針できちんと押し込めば、全く問題ないと感じておりますが、25㎜の長さが必要と言うのであれば、最低25Gの太さにしないといけません(ゲージ(げーじ)とは、注射針の太さを表す単位のことである。 Gと記す。 数字が大きくなるほど、注射針の太さは細くなる。 通常の採血や点滴で使われる注射針は21G~23G、献血で使用される注射針は17G~18G程度である。 )
参考にしていただきたい過去記事です。
注射をされる側の立場に立って、可能な限り痛みを少なくしたいと考えております。可能な範囲内で、工夫を重ねたいと思っています。
camper先生に これほど痛くない と言われると
やっぱり痛いけど それほどでもない。
と 思いたいんですが、やっぱり痛いんだろうなぁ~
って。。。(^^;
質問です。
テレビを見ていると、この動画と違って、筋注の時に一度プランジャを少し引き戻していましたが、何を吸い込んでいるのでしょうか?
外国の動画でも、シリンジを引き戻していないように見えますが、医者の癖なのでしょうか?
ワクチンの注射角度には数種類ありまして・・・
ここで説明しているので読んでください。
痛みは、色々な要素で出てきます。
恐怖心は、痛みを大きくする原因なので、「大丈夫!」と心落ち着かせて接種を受けてください。多分、大丈夫!!
https://blog.goo.ne.jp/camper/e/bb1704be83886e39be31c7d2d916b130
これまで受けられてきたワクチンなどの注射、そんなに痛かったですか?ちょっと不思議です。
調べてみたら、Birmingham Wire Gauge という針金やワイヤーのゲージを注射針に当てはめて使っているとの事でした。太さとゲージ数は数式では表せないのだそうです。
ところで、ご指摘の様にテレビで筋注の時、薬液を注入する前にプランジャを少し引いている方もおられました。あれは、血液の逆流がないか確認するための手技です。ですが、引用させていただいた動画では必要なしと言っています。かえって、引いた時に組織を破壊する可能性もあるので、するべきでないとも言っています。この部位に限っては、しないほうがbetterなのではと私も思っております。