20世紀の美術家にマルセル デュシャンという方がおられて、ゲイジュツ家らしく、相当な変人なのですが、彼の残した美術作品はその作品自体よりも、その作品がその時に彼の作品として存在したということ自体の意義が大きくて、作品の現物はあまり意味がないような・・・・そんなゲイジュツ家なのですよ。
彼の残した言葉も、人々の心象風景に多大な影響を与えたと私は思っています。
彼の墓碑に”D'ailleurs,c'est toujours les autres qui meurent.” と、刻まれているそうで、訳すと「されど死ぬのはいつも他人ばかりなり」と、なるようです。
ヒトって、自分の死を自覚できないように出来ているという事だと私は思っています。
ヒトって、自分の死を自覚できないように出来ているという事だと私は思っています。
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