新型コロナワクチン接種のシミュレーション2回目

本日、4月7日、田原本町中央体育館で　田原本町新型コロナワクチン接種のシミュレーション（2回目）が行われました。

医療関係者100人以上、近隣住民の方50人以上にも参加していただいての大規模なものでした。町長以下田原本町関係者も数十人顔をそろえられ、医師会関係も出席可能な方は出席され、総勢200人以上の大規模集会でした。（会場が広いので、密では無かったです。）

アナフィラキシー症状が出た場合のシミュレーションには、救急車も出動

奈良ＴＶ、毎日新聞なども取材に来られてました。

町長も言われていましたが、自治体、医師会、関連団体　総力挙げての長期戦になりそうです。
自治体の担当の方々は、ピリピリ、キリキリされています。
そりゃそうでしょう。各方面から文句を言われまくっておられますから。そして、答えは誰も分からないのです。誰も経験のない事なので・・・・

https://mainichi.jp/articles/20210407/k00/00m/040/269000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20210408

自治体担当者に「遅い」「なんで私の順番がまだ来ないのか」「私が優先されないのは何故？」「言われた日に会場に出向けない」「あーだのこーだの」と、問題は一杯あります。文句もいっぱいあるでしょう。でもね、誰もが経験した事の無い一大事業なのです。小さな問題には目を瞑って下さい。お願いします。変異株は、感染率も高く、重症化率も高くなっている様です。たちが悪いですねぇ。ワクチン、多少の副作用は出ます。特に2回目の接種では、発熱や倦怠感が出易いようです。ですが、命には代えられないじゃないですか。重症化もしたくないですよね。感染予防、発症予防、重症化予防のどれも90%以上の効果を示すと言われています。効果としては、最上級のワクチンです。エチレングリコールを始めとするワクチン含有物のため、免疫が賦活されるための副作用、多少はあるでしょうが、それはワクチンの効果が大きいためもあると思われます。私は接種を勧奨します。

変異株の蔓延もあって、大阪（905人）、奈良（93人）　本日4月8日も過去最多を記録してしまいました。京都、沖縄は、東京に続いてまん延等重点処置の適応を申請するようですね。奈良県知事は「まだ、様子を見て」と、腰が重い感じです。奈良県内で飲食店の時間制限をしても、効果はあまりないのではないか。大阪での飲食が問題だ！！と、荒井知事は認識しておられるようです。

　私は、「強制的に時間制限をしても効果は限定的であり、経済面などマイナスも大きいので、余程でなければ制限的な公的処置は不要ではないか。」と思っています。荒井知事のやり方を「遅い、鈍い」と、批判はしません。批判するのは簡単ですが、限られた条件の中で、最善の解を得るのは難しいです。

　その時々で場当たり的な批判をしたり、後になって結果論を語るのは簡単ですが、その時点での最善の舵取りをし続けていくのは容易ではありません。
　走りながら考え、考えながら走り続けなければいけない状況なのだと理解しております。
考える葦？足？？
　

　各自の感染防御知識と意識を高め、それを効果的に実践し続けるための訓練が重要だと私は主張し続けています。感染の原理を理解し、出来るだけ普通に生活を続けながら、可能な限り感染機会を低減する努力をし続けていく事が重要です。
 　感染の最大の原因は感染者が吐き出す飛沫を吸引してしまう事です。それを効率的に減らすには、感染している可能性のある人に近づかなければ良いのです。近づく場合でも風上に立っていれば、そうそう簡単に感染しない。換気の悪い空間では、離れていても飛沫を吸引する可能性がありますから、そんな空間は危ないと思って近づかない感覚が重要だと思います。

　スパコン富岳の飛沫シミュレーションが、頭の中で再現できる？位になれば、感染防御力は格段に高まると信じています。感染防御は想像力から？

　

　新規陽性者数を減らす事が、医療崩壊を防ぐためには何より重要です。
　そのためには、国民各自が「いかに要領良く、自分が感染しない様、他人を感染させない様に行動するか」にかかっていると思います。

　危ない場所、危ない人には近付かない。マスク着用、まめに手洗い　などの基礎的な感染回避を手抜かりなく行えば、感染の確率はとても低いと考えます。（ゼロにはならないです。運が悪ければ、どんなに気を付けていても感染するようです。）

可能な限り、自分、周囲の人の感染を防いで生活していきましょう！！