10年後のキミへ贈る大切なこと

わたしのタイムカプセル

なんでもくんの1日

2014-12-12 22:28:35 | 安心堂
安心堂には、毎日色々なお客様がいらっしゃいます。

色々なお問い合わせもあります。
足立区の西部にある小いさな町工場ですが、やってることは意外とグローバル(笑)

今日は韓国出身のお客様がいらっしゃいました。
最近なんでもくんを購入された方で、とても楽しそうに、お昼も取らずに研修を受けていらっしゃいました。
あまりにも嬉しかったのか、父にお昼ご飯ご馳走します!と2人で出て行きました。

来週はアメリカ在住の日本人の方がいらっしゃいます。
こちらの方は、なんでもくんをアメリカで使うことか可能かどうかを体験しに来ます。

そしてホームページからのお問い合わせが2件。
こちらもなんでもくん。
どちらの方もたまたま北海道の方でした。
電話でのお問い合わせは何件あったのか分からないほどです。

「なんでもくん」は簡単に何にでも印刷できる卓上印刷機です。
オーストラリア、中国、韓国などでも活躍してます。

とてもアナログな機械ですが、本当によく出来てると感心してしまいます。
印刷のことを余程熟知してなければ、作ることの出来ない機械です。
父は本当に凄いと思います。

そして使う方も、独自にアレンジしたりして、使い勝手を良くしてる方もいらっしゃいます。
これはアナログだからこそ出来る技だと思います。

特殊印刷、インソール、IDマーク、御線香、はんこやさんゴッコ、そしてなんでもくん。
一体何屋やねん!という感じですよね(笑)

伝統工芸のように、長年に亘り守り続ける、素晴らしい技術もありますが、特殊印刷という技術を、あらゆる可能性と合わせて、新しいマーケットを開拓して行くことは、素晴らしい技術展開だと思います。

来年は新たな試みにチャレンジする予定です。
安心堂の技術を生かし、ものづくりの可能性を年齢や経験を問わず、沢山の人達と共有出来るようなそんな試みをしたいと思ってます。

楽しみ過ぎてワクワクしちゃうな。


もうすぐクリスマス。
娘たちも随分大きくなりました。
今年もサンタさんはやってきてくれるのかな~。


久しぶりの再会

2014-12-12 03:01:40 | 安心堂
何十年かぶりに、父の友人でもあり仕事仲間でもある古谷さんに会いに行きました。

催事などで元氣源を展示する際に、見えやすいケースが欲しかったのです。
午前中に父と一緒に訪れました。

古谷さんはプラスチックの加工屋さんです。

大病を患ったと聞いてましたが、顔色も良くお元気そうだったので良かった。

父も古谷さんもとても話好きで、私が居たからでしょうか、昔話に花を咲かせてました。

古谷さんは、父と出会った頃の話をしてくれました。
父が勤めていた証券会社を辞め、印刷屋として独立したばかりの頃の話しです。

2人でやったよな~って、あの頃大変だったよな~って、とても楽しそうに話してました。

ゆうこちゃん、お父さんはすごい人なんだよと、父の当時の営業力がどれ程凄かったのかを語ってくれました。
父が人を喜ばせてる技を心得ていたと、とても楽しそうに話してました。

私の横で黙って聞いている父をチラッと見たら、とても嬉しそうな顔をしてました。

惜しげも無く、人を褒められる人が好きです。
父の昔の話を聞いて、私も誇らしかったし、父も凄い人だなと感じました。
でもそれを、嬉しそうに話してくれる古谷さんが、とてもステキな人に見えました。

きっとそうなんです。
自分がどれ程すごいのかを話す人には、あまり魅力を感じませんものね。
人からこの人凄いんだよと、話してもらえる領域にまで行き着きたいものですね(笑)

古谷さんには、いつまでもお元気で、父と共に生涯現役を貫き通して欲しいです。


さて、来年の中学生駅伝の足立区代表が決まり、今年もまた安心堂にウインドブレーカーへの名入れの仕事がやってきました。
送られて来た名簿を元に、版を作るためのポジ用にイラレを使ってデータを作ります。

1人ずつ学校名と氏名を入力してる途中で手が止まりました。

んん?
知った名前がある!

珍しい名前なので間違いありません。
長女の幼稚園の時の同級生。
私の記憶の中では小さな小さな女の子だったけど、娘と同級なんだから中2なんだなぁと、時の流れを感じました。

学校帰りに会社に寄った娘に見せると、あ!っと驚いてました。
そして勝手に2人で、代表なんて凄いねって誇らしさを感じてました(笑)

心を込めて印刷するね。
来年の東京大会、足立区の代表選手として頑張って欲しいです。

納品しに行くとき会えたらいいな。
覚えてないか~。