15の夜

今日は受験戦争真っ只中、次女のお誕生日です。
やっと15歳。

そして今日は都立高校一般入試の出願日でもあった。
あと本番まで17日。

そんな中、私は絶賛体調不良なう。

3/1の合格発表の日まで、お誕生日パーティーは持ち越そうねと言ってたから。
特別なことをするつもりは無かったんだけど。

お誕生日当日にケーキが無いのはあんまりだな…と、買いに行こうと決意。

だから仕事早く終わらせようと思ってたのに、世の中そんなに甘くないのね。

展示会の準備もままならないし。
体も心も疲れてしまった。

夕方遅くに会社を飛び出し、閉店間際に飛び込みました。
ギリギリセーフ。
ケーキ、売り切れてなかった！

そして次女はハンバーグが好きなので、夕飯はハンバーグにしようとそのままスーパーへ。

そしたらなんと、挽肉が全部売り切れという負の奇跡。

え？？こんなことある？

しかたないから2番目に好きな（たぶん）鶏の照り焼きにすることにしました。

受験もこれからが本番だし、娘の誕生日だというのに、母親が絶不調だなんて最悪だわ…と自己嫌悪。

片手にケーキ、片手に食材。
とぼとぼ歩いてたらずどんと落ち込みました。

すっかり遅くなっちゃったな。
菜々子、ごめんよ。
ケーキ喜んでくれるといいな。

そんな気持ちで家の呼び鈴を押す。

玄関を開けた菜々子に、はいってケーキを渡すと、「え？買ってきてくれたのぉー？」って、これ以上ないくらいの満面の笑み。

君の笑顔は百人力。
どんな抵抗勢力も敵わない。

一瞬にして、ホッとしてしまった。
お誕生日なのに、逆に元気もらっちゃったな。

こんな時間からケーキ（笑）

元気に育ってくれてありがとう。

まずは受験頑張って。
そのあとパーティーやろうね！