10年後のキミへ贈る大切なこと

わたしのタイムカプセル

いつだって、なんだって。

2017-07-02 23:26:07 | 日記
たった一年半で、人ってこんなにも成長するんだね。

感謝と感動の一日でした。

今日は次女、菜々子の引退試合の日。

バドミントン部の3年生の女子はたったの3人。
2人はダブルスで、菜々子はシングルス。

ダブルスとシングルスは別会場なので、先生の代わりに私が菜々子の引率として、早朝二人で会場に向かいました。

2年生の時に入部したバドミントン部。
同級生との差は歴然でした。
でも弱音を吐くこともなく、休むこともなく、全力で取り組み、めきめきと成長して行った菜々子。

数週間前、部活引退したくないな…とポツリと言って涙ぐんでいました。

本当に楽しかったんだと思います。
大好きな仲間たちが出来たから。

今日はたった1人で、最後の試合に挑みました。

相手は前回の大会で団体戦優勝の強豪チームの強豪選手。

相手の選手は本当に強かった。
でも、菜々子も負けじと食らいついてました。



1セット目は11-15。
2セット目は9-15。
残念ながら初戦敗退でした。

でも、前回の試合より更に成長していた菜々子。
諦めることもなく、イライラすることもなく、落ち着いて、そしてたまに微笑みながら、本当に楽しそうに試合に臨んでいました。

試合が終了したあと、私に駆け寄ってくる菜々子の姿を見て、涙ぐんでしまったのは私の方でした。

青空応援団の団長から、菜々子へ応援動画が届いてました。

試合の時間が早かったので、残念ながら対戦する前に見せることは出来なかったけど、試合終了後に待機席に戻ってきた菜々子にそっと見せました。

席に戻ってきた時には笑顔で「悔いはないよ」と言っていた菜々子。

でも、青空応援団の応援動画を見はじめると、突然ポロポロと涙を流し始めました。

そうか、そうだよね。
悔しかったんだよね。
がんばったんだよね。

溢れ出る涙をタオルで隠しながらじっと観ているその姿に、私も涙が溢れてきました。
待機席の片隅で、2人でひっそりと泣きました。

応援団の応援が、心に響いたんだと思います。
勝っても負けてもこれが最後。
悔しかった、でも全力で頑張った。
その思いが溢れ出るように、涙を流していました。

ひとしきり泣いた後「悔しいけど悔いはないよ。」菜々子はそう言っていました。

心の片隅でいいので応援してねという願いに、急遽菜々子への応援の動画を送ってくれた了くん。
そして、青空応援団のみんな。

本当にありがとうございました。
青空応援団
菜々子を応援してくれて、本当にありがとう。


試合終了後、他の会場で戦っている仲間たちの元へと駆けつけました。

着いた時、ちょうど3回戦に挑むところでした。
まさしく接戦。
フルセットの末、敗れました。
本当に悔しかった。

今まで一緒に戦ってきてくれた仲間たち。
この2人がいなかったら、いまの菜々子はいません。


応援しにきていたお母さんたちと、今まで本当にありがとうと泣きました。
この2人には本当に感謝の気持ちしかありません。
支えてくれてありがとう。
たくさんの思い出を本当にありがとう。

そして大好きな顧問の先生。

優しくて、可愛くて、いつも本気で取り組んでくださって、本当に素敵な先生です。

試合終了後、わたしの方がこれからどうしたらいいのか分からないほど寂しいです…と言ってくれて、お母さんたちと先生と一緒に泣きました。

本当に仲が良かったから。

各々の会場で戦っていた選手たちが、最後公園で集まりました。



統廃合して、一年生がたくさん入部してくれました。

今日は女子は4人応援にきてくれました。


最後、3年生からの挨拶の時。

途中から入部した自分は、大変だったこともたくさんあったけど、諦めず頑張ったら、こんなに自分でも分かるくらい変わることが出来ました。
1、2年生もこれからたくさん練習して、大変なこともあるか分からないけど、最後まで諦めずに頑張って下さい。
必ず成長した自分に出会えます。

と、菜々子は言っていました。
本当に成長したと思います。

残りの中学校生活、たくさんの思い出を作って欲しいな。
バドミントン部、本当にお疲れ様でした!


そして今夜は引退祝いと称して豊洲へ。

ブッフェで大満足。

周りはカップルだらけのカップルシートでくつろぐ2人(笑)



試合が終わり、二人で話している時。
菜々子にありがとうと伝えました。

こんなに胸の熱くなる思いをさせてくれてありがとうね。
菜々子がバドミントンやってなかったら、こんな気持ちになることはなかったよ。
本当にありがとう。

そう伝えました。

キョトンとして、すぐに、いやこちらこそ応援に来てくれてありがとうね、と言う菜々子。

お互いにありがとうと言える出来事がある。
それがとても嬉しかったです。

いつ何をスタートしても、自分がやろうと本気になったら、どんなことだって出来るんだってこと、娘の頑張る姿を見て、改めて感じることが出来ました。

これからもお互い頑張っていこうね!

最高の思い出をありがとう。