10年後のキミへ贈る大切なこと

わたしのタイムカプセル

成人式

2019-01-14 23:55:17 | 日記
今日は成人式。

私の時の成人の日は、確か雪が降っていた。

当時付き合っていた年上の彼氏が、家から会場まで車で送ってくれたのを覚えてる。

早くに母を亡くした私は、成人式に着る振袖や、美容室の事など、どうしていいのかまったく分からなかった。

父親がそれを準備してくれるとは到底思えない。

もう振袖を着ることはできないだろうと半分諦めかけていた時、ギリギリで準備をしてくれたのは今の母、さち子さんでした。

知り合いの美容室に頼み込んでくれて、レンタルの振袖を急遽抑えてくれました。

ギリギリだったから、振袖を選ぶことも出来なかったけど、そんなことは気にもならなかった。

とにかく成人式に振袖を着ることが出来る、という事が、本当に嬉しかった。

当日美容室に行くまで、どんな振袖を着るのかも分からなかった。

ハンガーにかかっているのを見たときは、年配の演歌歌手が着る着物みたい…と正直愕然としました(笑)

ところが実際着てみると、なんとも落ち着いた中にも華やかさがあり、上品でとても美しい着物でした。

後から聞いた話だと、とても高級な振袖だったらしく、レンタル料も高額なため借り手がいなかったらしいです。

着付けや振袖のレンタルの代金など、きっとさち子さんが出してくれたんだと思う。

だって父は、そんな気遣いは出来ない人だから(笑)

あの頃はハタチと言えどもまだまだ子どもで、言われるがままにバタバタと着付けを済ませて、成人式の会場に向かってしまった。

もちろん当たり前だとは思わなかったけど、ちゃんとお礼すら言わなかった気がする。

今からでもまだ間に合う。
20年以上も前のことだけど。

明日、「あの時は本当にありがとうございました」って伝えよう。

血の繋がらない娘のために、精一杯の愛情を込めて、お祝いしてくれて本当にありがとうって。

親としての立場から言えば、娘の晴れ姿を見られるだけでも幸せで、成人式を迎えることが出来たことを誇りに思うのかもしれないね。

娘たちからお礼を言って欲しいとも思わないし、家族で過ごすよりも、大人としてお友達と楽しい時間を過ごしてくれたらいいなって思う。

でも、あの頃の自分に戻れるなら。

父とさち子さんと、そして母の墓前に「今までありがとうございました。」って、伝えるべきだったなって思います。

なんでこんな気持ちになってるのかと言うと。

青空応援団の団長、了くんのブログを読んだから。

これ、あの頃の私に伝えてあげたいなって思った。

でもまだ間に合う。
父もさち子ママも健在だからね。

それでも、いつ何があってもおかしくない年齢になってきてしまった。

私も、そんな歳になったんだよね。

皆さんはどうですか?
まだ間に合うなら伝えておいたらどうだろう。

それぞれ、どれほど前のことかわからないけど。

あの日、成人の日を迎えられたこと。

ご両親やお世話になった方へ、「ありがとう」って伝えたらどうだろう。


これは七五三のとき。

大きくなったな、わたし(笑)

謹賀新年

2019-01-06 12:01:22 | 日記
新年明けましておめでとうございます。

安心堂は明日から仕事始めですが、私だけ一足お先に今日からお仕事始めております。

昨年の12月28日からお休みを頂きましたが、世の中的には29日からお休みに入る町工場が多い中、なぜ28日からにしたかと言いますと…。

12月中旬まで暇だったから、です(笑)

どうしちゃった今年の年末…と冷や冷やしていたんですけど、年明け早々から色々なお仕事を頂いておりましたので、だったら早めに仕事納めしちゃおうよ、と決めました。

ところが、中旬過ぎからバタバターっと仕事が入ってきたので、結局慌ただしくバタバタと追われながら最終日を迎えてしまいました。

大掃除も出来なかったので、休みに入ってから娘を誘い出しての大掃除。

「君たちは、印刷によって育てられてる。日頃の感謝を込めて、みんなで掃除しましょう!」
と、説得したら快く手伝ってくれました。

お陰様で床もピカピカ♪

私はその他にも残務整理や年賀状の作成もあったので、結局なんだかんだと、31日までちょこちょこ働いておりました。

それでも。

いつもより長めのお休みは、昨年終始追われるようにして過ごしてきた、私の慌ただしい日常を、一新するのには十分な期間でした。

毎年忙しくて、手抜き手抜きでやってきた家の大掃除も、妥協したところもあったけど、ほぼ満足するまでお掃除することが出来ました。

年が変わるということは、今日が明日になる事に変わりは無いんだけど…。

私にとっては、心や頭をリセットするために必要な大切な区切りの儀式だと感じています。

心新たにまた今年も頑張るぞ!って、気合いを入れ直すための大事な機会。

じゃないとさ、疲れちゃうじゃない(笑)

人生にゴールなんてないんだから。
365日という一つの区切りで、もう一度スタートに立つことが、私には必要なんだな。

昨年は沢山の素晴らしい出会いがありました。
はじめましての人も。
すでに出会っている人も。
なんか分からないけど、この先の私の人生において、必要不可欠なご縁が結ばれた気がします。

出会えて良かったと、言ってもらうにはまだ早いけど。

今年の終わりに「今年は最高に楽しかったね!」と、みんなが笑顔で締めくくられる様に、先陣を切って暴走したいと思います。



富士山、いつか登りたいな。

本年も、どうぞ宜しくお願いします!