10年後のキミへ贈る大切なこと

わたしのタイムカプセル

穏やかに

2019-02-24 01:41:28 | 日記
私は何か新しいことにチャレンジする人を、批判するようなことはしたくない。

ただ、それに対して自分が共感できるか出来ないかは別。

でも、共感できなかったとしても、それを批判したり陰口を叩くようなことはしない。

成功するかどうかなんて誰にも判断できるはずなんだから。

過去のデータ分析や経験値だとか、そんなことは全く関係ない。

世の中を覆すような発明や発見は、誰もやらなかったことや、誰も気がつかなかった事に挑んだからこその結果だから。

そこに携わるかどうかは、自分で判断することで、それを選ぶか選ばないかは、自分自身が決めればいいこと。

人にあれはダメだとか、間違ってるとか、言うのは簡単だよ。

でも、今当たり前のように使っている携帯電話も、今こうやって綴っているこのブログも。
遡れば冷蔵庫も洗濯機もテレビもみんな。

誰かが、初めの一歩を踏み出したからこそ、この世界にあるんだってこと。

知っておいた方がいいと思う。

今、NHKの朝ドラでやっている「まんぷく」が、私はすごく好きだ。

どんな困難があろうとも、決して諦めない夫婦が本当に好きだ。

便利になりすぎてしまった世の中を、いい世の中になったなーと、自信をもっては言い難い時代になってしまったとは思う。

それでも、世の中の誰かの不満や不安、不便を解決するような、助けられるような発明や発見は、まだまだあるんじゃないかと思ってる。

随分と前の事だけど「怒りが新しい発想を与えてれる」と、私の友人が言っていた。

どんな些細なことでも、上手くいかないことがあったりするとイライラして怒りが湧いてくる。

それを解決するための糸口を探すことが新しいことの発想に繋がるんだと。

たしかに、と思った。

そう思うと、イライラすることも頭にくることも、悪くないかなと思う。

そこから何か新しい発想を生み出すことが、自分に出来るかどうかはわからない。

でも、出来ないとも限らない。
世の中、何が起きるかわからないんだから。

だからこそ、新しいことにチャレンジする人がいたら、その結果を見守ろうともせず、ただ批判する様なことはしたくない。

心ではなにをどう思ってもいいと思う。
私にも、これどうなの?って事はたくさんあるから。

SNSという手段で、匿名で簡単に誰かを批判できる様な時代になってしまった。
それがとても悲しいなって思う。

もう少し俯瞰的に世の中を見つめていられたらいいのにね。

穏やかな気持ちで、日々過ごせますように。

これから

2019-02-18 23:43:32 | 日記
のりぴーと初めて出会ったのは、2年前の町工場見本市でした。

私は出展者。
のりぴーは来場者。

「印刷屋さんを探してるんです」

そう声をかけて貰ったのが最初でした。

のりぴーは製本屋さん。

残念ながら、安心堂の印刷と、のりぴーが探している印刷とは違かった。

それでも暫く話をした。

今回初めて、一人で展示会にやってきたと言う。

同じ足立区で、町工場の2代目承継予定で、女性の経営者という共通点があった。

彼女は「横の繋がりが欲しいんです」と言っていた。

彼女の気持ちはよく分かった。
私が通ってきた道と同じだったから。

私はすぐに下町サミットに誘った。
同じ様な境遇の彼女を、私は応援したくなったのだ。

すぐに連絡先を交換して、当日会場で会おうと約束した。

下町サミットは、下町を飛び越えて今では23区での開催を目指している。
そのときは世田谷区での開催だった。

会場は遠いし初めての事だし、本当に来るかなー?と、半信半疑なところがあったけど彼女はやってきました。

ピッパの法則というのがある。

ピッと感じたことをパッと行動する、成功法則の一つだ。

私はなんとなく、これを大事にしている。

のりぴーも自然とそれができる人だと思う。

あまり考えない(笑)
そしてすぐに行動する。
それは私と一緒だった。

そして彼女は素直な人だ。
とてつもなく、天然で素直(笑)

彼女はきっと上手くいく。

自分のことも人に言えるほど上手くいってないのに(笑)、私はその時そう思った。

そんなのりぴーと、まだ2年足らずの付き合いだなんて信じられない。

私は思いつく限りの出会いを作っていった。
のりぴー自身、最初は空回りすることも迷う事もたくさんあったと思う。

そんなのりぴーが、今新しいことにどんどんチャレンジしている。

やれるかどうかより、やりたい言う強い気持ちが彼女を動かしているのだろう。

新しいことにチャレンジするのは勇気がいる。

社員にも負担が掛かり、嫌がられることもあるだろう。

何かを始めるとき、何かを成し遂げるとき。
嫌われてもいいや、と言う覚悟が必要になる。

今、のりぴーはかっこいい。
そして輝いている。

私も負けてられない、って気合いが入る。

誰に何を言われてもいい。
決めた自分を信じることだ。

いつか必ず行くんだ。

のりぴーとあっこちゃんと3人で、ハワイ旅行♪


頑張るのが苦しくなったときや、何もかもが嫌になったときは言ってね。

全力でサポートするから。

私もどうしようもない時は必ず話すから。

大切な人たちが助けを求めて来た時に、「大丈夫、私がいるよ」っていつでも言えるように。

そのために、私は頑張ってるんだよ。

そしていつか、助けを必要としている子どもたちの支えになれるように。

これからの自分の命の使い方を、考えているところです。


はじめまして

2019-02-01 22:51:57 | 日記
今は青空応援団団長として活躍中の平了(たいら りょう)くん。

出会ったのは、東日本大震災の時でした。

こんな時に助け合わなければ、人間として生まれた意味がないじゃないと思い、何か出来ることがないのかと右往左往してた時に、出会ったのが了くんでした。

名前も知らない宮城の青年。
Twitterを通して、困ってる人にガソリンを配り歩いているという彼のブログに辿り着きました。

なぜガソリンなのか、その時の私には理解できなかったけど、とにかくこの人を応援しよう、東京からサポート出来ることは全てやろうと思い、連絡を取ったのが最初でした。

その後ガソリンを配っていた事の理由を聞き、彼の冷静かつ的確な判断に納得し、そしてそれ以降の支援でも、深い優しさと神のような慈悲深さに驚き、心から尊敬しました。

それから彼はスコップ団を結成し、多くの人を救ってきました。
瓦礫の撤去などの物理的な事だけじゃなく、これから強く生き続けなければならない人たちへ、生きる勇気と希望を与えていたのも彼でした。

そして日本中の人たちから信頼を得て、スコップ団を解散した後も、青空応援団をはじめ色々な形で様々な支援をし続けています。

その中の一つに、小さな命を救うための支援があります。

彼はトリオジャパンの運営委員も務めています。

そんな彼が、一冊の絵本を書きました。

「はじめまして」



絵は彼が昔から大好きな作家さんに描いてもらったそうです。

Amazonで、予約販売が始まりました。

私が仙台に住んでいた頃、一年間彼の会社で働かせてもらい、自称BBH(美人敏腕秘書の意…笑)として、ビジネスに於いても人としても、色々な勉強をさせてもらいました。

天国にぶっ放せという鎮魂の花火大会を開催する時は、事務局として当日の参加者への連絡や誘導などを任せてもらい、胸が苦しくなるような辛いことも、泣きそうなくらいの嬉しいことも、様々な経験をさせてもらいました。

私の今までの人生のなかで、一番大きな影響を与えてくれた人は、平了くんであることに間違いありません。

娘たちに、了くんが絵本を描いたんだってと伝えたら「え、本当に?タイトルは筋肉先生とか?」と言ってましたけどね(笑)

出会えた奇跡への感謝を込めて、了くんはもちろんのこと、了くんのご家族や大切に思う人たちが、みんな幸せであることを心から祈ってます。

了くんのブログの一部を転載しておきます。

「ドナー側にも泣きたくなるぐらい幸せな「なんでもない日」があった」

はっ、としました。

こういう事実があるという事を、多くの人に知って欲しいと、そう思います。

与える側も受ける側も、どちらも私の娘だったかも知れない。

そう思うと、色々な思いが浮かんできます。

「はじめまして」という絵本をきっかけに、色々な場面で、命について真剣に考える時間ができたらと良いなと思います。

「はじめまして」

以下転載
............................................................................

「はじめまして」
という絵本です。

トリオジャパンは僕らが継承し、渡航移植が無くなるその日まで頑張ります。
自分たちが必要とされない社会になる日まで。
自分たちが消えることを目的とした団体にしようと話し合っています。

僕らの主張は、
移植医療に賛成=正解
移植医療に反対=不正解
というものではありません。
どちらも正解です。

僕らがやるべきことは、いざ自分の身にその時が来たらどうするのかを話し合っててもらう機会を一刻も早く増やしていくこと。

僕らの国は、移植医療に関してはダントツで後進国。
それは、話し合いがなされていないことからの誤解も多いように感じます。

例えば。
トリオの会議に参加して僕も知ったことなんですが「お金を払って命に割り込みをしている」なんてこともネットではよく言われています。
僕もそうなのかぁ、なんて思ってた。
実際には「容体が悪い順番」であり、渡航するぐらいの子は本当にギリギリであることが多いということ。
渡航してからも何百日も待っている子もいます。
ということです。

ね、知らないことだらけだ。

そして僕がこの本に込めた想いは、レシピエント側(提供される側)ばかりに焦点が合うけれども、ドナー側にも泣きたくなるぐらい幸せな「なんでもない日」があったんだぞ、ということ。

まだ予約の段階ですが、是非、ご家族で話し合って頂ければと思います。

「僕はしない。」
「僕はする。」
どちらも意志です。

その意志は、医師を超えます。

どうぞよろしくお願いいたします。

【出版社からのコメント】
どうぞカバーを外してご覧ください。
本の両側から読み進むことができます。
「きょうりゅうとライオンがだいすき」なぼくと、「くるまとパンダがだいすき」なボクのものがたりです。