母と映画に行きました。
原作の小説があまり好きではなかったのですが、母の要望で映画「北のカナリアたち」を見てきました。
(私は「シルクドソレイユ3D」が見たかった・・笑・・)
礼文島が舞台で、利尻富士が美しい映像でした。
吉永小百合は若々しくきれいでした。
でも、「はる」(吉永小百合が演じる女教師)の若い時と現在(60歳?)の違いがなくて
ヘアスタイルで区別しながら見ていました。
「カナリア」たるゆえんの合唱ですが、子役たち本人が本当に歌っているのでしょうか?
たった6人ですばらしい合唱でした。
ノブ役の子役が「あー!!」と、奇声を発するのですが、そのブレスが長いのに驚きました。
そうしたら案の定、歌がうまいのです。
はるの夫(柴田恭平)が溺死したことで、子供たちもはるもそれぞれが長いこと心の傷となっていったのですが
結局は夫が満足して覚悟して亡くなったことがわかり、救われました。
原作の「毒」を抜いた「二十四の瞳」のような映画でかえって良かったなあというのが、感想です。
最後に大人になった子供たちが合唱する場面も良かったです。
カナリアたちは歌を忘れていなかったのです。